訴訟過多、大量無差別殺人、数多いホームレス・・どうしようもない処が数え切れないほどあるが、日本から来た若造で途中から投げられなくなった大谷を新人王にぶっちぎりで選ぶところや大統領を面と向かって批判する芸能人が居るところには感心してしまう。最近はアメリカを批判する本が多いようだが、単純そうで懐が深くフェア精神を貴ぶ気風が奥深く根を張っている国と再認識した。
フェアと言うのは簡単だが、それが高く評価され現実に認められる国は中々ないと思う。
私の知識など限られたものだが、アメリカは若い国で若い人と同じような欠点があるけれども、若いから力がある一方それなりの歴史もある。トランプを鬼子のように扱うばかりでは不十分で、アメリカンパイはフレンチパイほどではないが、折り返しは幾層かあり、歴史的な視点を忘れず時空という厚みを持って評価する必要があると思う。こんなことは浅学素人の私ではなく、学者が表に出て分かり易く繰り返し国民に発言解説すべきことだ。勿論、発信しておられる方は居られるが、求めに応じ控えめにという印象がある。岩盤と言われるトランプ支持層の由来やそれを巧みに自己肥大に活用しディールに走るトランプの出自など、知れば知るほど考えれば考えるほど、バラエティ番組よりも面白いと思う。
不適材が陳謝などという茶番、外国人材は物ではなく者なのを棚に上げた論法、かまけてまやかされている場合ではあるまい。