二か月に一度ほど友人や友人夫妻と夕食会を楽しむ。私も家内を連れてゆく。皆医療関係でそうした話も時にはするが食べ物、スポーツ、旅行の話題が多い。男共はどうも政治がらみの話も好きで、きな臭い話も出る。私は年嵩の方なのだが、その割に理想論というか青臭いと取られる意見を言ってしまうことが多い。
それが現実なのかもしれないが、陰謀論や影での悪辣な手法が世の中を動かしているという意見が多い。ワンマン社長や独裁的な大統領では、異を唱えることは困難で、「先生、逆らえば、降格僻地転勤ですよ」と閣議や役員会議の浄化作用を一蹴されてしまった。
国内ではごり押しできる安倍さんもプーチンには到底敵いませんよ、何と言ってもKGB出身ですからね、四島は勿論二島も返ってきません、経済協力が狙いなんですよと一刀両断だ。下手な政治外交評論家よりも、k先生は核心を突いているかもしれない。
「ゴーンは(悪)賢いから、しっぽを捕まえられるような脱税はしてません、罰金でおしまいですよ」はH先生の見方だ。世の中悪い奴がいるなあ、医者にはそれほどの悪は居ないだろうと言ったら、そんなことはありませんよ、インチキの癌免疫療法で儲けている奴が一杯居ますよと返されてしまった。
権謀術数陰謀渦巻く世界もあるのだろうが、其ればっかりではないと思っている。