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『ブラぴよ子』始めました! 「大阪古地図むかし案内」 【中之島】

2011年09月17日 17時06分17秒 | 中之島教室
『ブラぴよ子』始めました! 「大阪古地図むかし案内」



有名タレントが古地図片手に街歩き。言わずと知れた某番組に熱をあげている講座部員ぴよ子が、
「私も大阪の街をブラぴよ子したい!」と企画した古地図講座。その魅力をご紹介します。

講師は作家の本渡章さん。


当時の人々の見た街の姿や暮らしぶりが垣間見える解説と、
好奇心をそそられる古地図のチョイス。そして、欲しい資料がない時は自ら作成する緻密な仕事ぶり……。
「講師はこの人しかいない」とぴよ子がほれ込んだお方です

講座では、そんな本渡さんと古地図の読み方を2回にわたって学びます。
1回目は教室で、2回目は現地へ。現地講座は福島区を歩きます。
あら、「う~ん、福島に歴史の見どころなんてあるん?」なんて思っていませんか
ぴよ子が一足お先に歩いてきました (^^)


本渡さんの著書『続・大阪古地図むかし案内』には、 “「聖天」浦江の聖天さんの俗称で親しまれた了徳院をさす。”
と記述してある福島聖天一帯。古地図にも名所として載る「浦江の聖天」は正式には、「如意山了徳院」といいます。






江戸時代に易相の大家・水野南北が信仰したといわれ、現在は地元の商店街が「占い通り」と名付けて人気を集めています。
「町おこしのために占い通りとしたのでは」と思っていたぴよ子。なるほど~と奥深さを噛みしめながら商店街を通ると、
「売れても占い商店街」という(笑)、しゃれっ気たっぷりのノボリにも気品を感じるから不思議です



さらに歩を進めると、商店街の各所に「大和田街道・梅田街道」と書かれた石碑があります。
商店街沿いにある上福島小学校の前には両街道の由来を記した案内板も。



聖天さんの境内、八坂神社の中にも街道を示す碑があり、かつての街道筋の記憶が残っています。ただし、
「大和田街道、梅田街道」という呼び名は明治以後のもので、道筋も少し異なっていたようです。
講座ではこのような解説を、本渡さんから直接うかがうことができるのです。楽しみですね♪



本渡さんのご本から歩き方のレクチャーを受け、古地図を片手に歩く福島は、ぴよ子にとって多くの発見がありました

しかし、まだまだ見どころはたくさんあります!!


※写真は、福島区周辺(江戸時代の天保年間)

「福島」「浦江」「鷺洲」「海老江」「田蓑島」「佃島」など周辺の地名に島、浦、江、洲といった水辺を意味する
地名が多い理由は……?
芭蕉の句「かきつばた語るも旅のひとつ哉」とこの地との関連とは……?

講座では、ぴよ子のような初心者も、古地図上級者も、大阪の街を愛する方も、それぞれの楽しみ方ができます。

皆さまのご受講をお待ちしております(^o^)


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大阪市北区中之島3-2-4 朝日新聞ビル 5階
TEL 06-6222-5222
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午前9時30分~午後6時30分
(第2・4日曜日は午後2時まで)
※休館日=第1・3・5日曜と祝日(振替休日を含む)、
ただし9月19日(月・祝)は営業します。
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