朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●全関西美術展で市川さん、井上さん大活躍!(週末に楽しむ絵画)【中之島】

2016年10月24日 17時39分14秒 | 中之島教室
こんにちは!中之島教室です。「週末に楽しむ絵画」教室の石橋先生から、
全関西美術展のレポートが届きました


「週末に楽しむ絵画」
教室から快挙のお知らせです。
「全関西展」と言えば、絵をやるものにとっては憧れの舞台。
団体展と違って、ここではその人の今迄の評価・実績は全く通用しません。
ただ絵だけが闘い、競い合うのです。

名だたる先生方もこうした登竜門を経て来られました。
そんな同展に、市川順子さんが3席を受賞、井上京子さんが1昨年に続いての入選を果たされました

この高い評価の秘密は、講師の故片山昭弘先生が絶えず言っておられた
「自分の視点をしっかり持て」という言葉です。
この視点で想いを厳しくしごき、構成し、それにメッセージ性を持たせることです。
ご覧の写真のような作品です。そんな観点で、どんなメッセージが聞こえてくるかをご覧頂ければと思います。

市川順子さん 題名「刻」 F130号(194×162㎝)

うず高く積まれた産業廃棄物。時代は豊かに便利になっていく一方で、
どんどんスクラップは増大し続けています。
牛骨はこうした時代の流れに何も語らず、静かに見ています。
貴方はこの大量のスクラップをどう見られますか。

昨年の2席の受賞作品は、今回の牛骨ではなく、仁王さんの足二本を使ってNOを突き付けた
激しい作品でした。
主張表現は激しい方がいいかもしれませんが、静かに訴える方がより、
深く理解される場合もあります。これは見る人の受け止め方の違い、それが大きく左右してきます。

井上京子さん 題名「想うⅠ」 F100号(130×162㎝)

太陽神アポロンの想いを運命の悪戯で受け入れられず、月桂樹に変身したダフネー、
これはご存じギリシャ神話です。
井上さんは、このダフネーの「真の想い」に想いをいたし、長年取り組んでこられました。
先日、街中抽象を求めOBPに写生に行きました。
ビルに映る大阪城の天守閣を描いている内に、この絵のように
ダフネーが解放された姿になって行くのです。
これは何を意味するのか解りませんが、早く続きを追ってみたいです。

同展は大阪市立美術館で10月14日~26日まで開催中です。


「週末に楽しむ絵画」教室は毎週金曜18時から開催!
石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞されている受講者も
見学もできますので、お気軽にお問い合わせください
中之島教室 06-6222-5222
インターネットからのお申し込みはこちら(クレジット決済のみです)
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