goo blog サービス終了のお知らせ 

朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●「イザベラ・バードの旅の世界」講座の金坂清則講師著書が第53回日本翻訳出版文化賞を受賞【中之島】

2017年09月25日 15時47分50秒 | ニュース♪
こんにちは、中之島・講座部です
英国人女性旅行家イザベラ・バード(1831~1904年)の足跡をたどる新講座、「イザベラ・バードの旅の世界」(10月18日水曜スタート)の講師・金坂清則京大名誉教授から嬉しいニュースが届きました

今年5月に刊行された金坂さんの著書『Isabella Bird and Japan: A Reassessment』(翻訳:Nicholas Pertwee)によって、イギリスの出版社 Renaissance Books が「第53回日本翻訳出版文化賞」を受賞することが決まりました。




同賞は、日本翻訳家協会から過去1年で最も優れた翻訳書を刊行した出版社へ贈られます。2013年には金坂さんの訳書『完訳 日本奥地紀行』(イザベラ・バード著、全4巻、東洋文庫)によって平凡社が受賞しています。

バード研究の第一人者である金坂さんは、地理学者。正確を期した原著の翻訳と考証、地理学者ならではの丹念なフィールドワークを通して、バードの旅の真実と魅力を伝えてきました。

日本翻訳出版文化賞に、日本語の原著の翻訳が選ばれることは少ないようです。受賞理由となった翻訳書『Isabella Bird and Japan: A Reassessment』 は、金坂さんの『イザベラ・バードと日本の旅』(平凡社)を英訳したもの。




英語版では注や索引が加わり、図版などもより充実して、読み応えのある内容に仕上がっているとのこと。なぜバードは日本を旅したのか、理解を深める一冊となっています。ネット書店などで入手できますので、興味のある方はぜひご覧ください

さて、10月18日(水)から開講する講座「イザベラ・バードの旅の世界」では、金坂さんの写真集『ツイン・タイム・トラベル イザベラ・バードの旅の世界』(平凡社)をテキストとして、バードが見た風景や記述の妙を、金坂さんが撮影した写真と重ね合わせながら味わいます。バードの人物像や旅路も丁寧にひもときます。自由に旅できる範囲が局限されていた1878年の日本の「未踏の地」を、なぜ無制限に旅できたのかという謎なども明らかにします。

→お申し込みはこちらから(Web決済のみ)

電話でのお申し込み・お問い合わせは、中之島教室(06・6222・5222)へ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする