朝日カルチャーセンター☆ブログ

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「週末に楽しむ絵画」関西水彩画展で思いを!

2025年03月13日 12時02分59秒 | 中之島教室
こんにちは、中之島教室です。
三寒四温のこのごろ、春の暖かさが少しずつ感じられるようになってきました
週末に楽しむ絵画」講座の石橋新司先生から、
受講生の方々が出展された展覧会のレポートが届きましたのでご案内します。



常用の大阪市立美術館が改修工事のため、昨年に引き続き、3回目が宝塚市立文化芸術センターで開催されました。(2月15~18日)

「週末に楽しむ絵画」教室の関係者の作品をご紹介します。
何れも先代講師の片山昭弘先生から「時代に対する問題意識を持つ」ようにとの指導を体現された作品であり、
十数年前に卒業された大先輩、市川順子さんの作品もここに登場していただきます。
そして、この81回展で、本城利彦さんが会員に推挙されました。


市川順子さん(常任委員)  「刻 2025」 F30号
今、若年層を中心拡がっているオーバードース(市販薬の過剰摂取)に焦点を当て、
仁王さんの足を使って薬物乱用に警鐘を鳴らされた問題提起作品です。
一人では抱えきれない悩みをもつ若者に、周りがどう寄り添うかの提案も読み取れます。


飯田哲子さん (会員)  「祈りの塔」 F30号
世界はウクライナやガザで激しい戦争が続いており、多くの人達が亡くなりました。供養の蓮の花の根元をご覧下さい。
根のような線は地図です。ガザやウクライナの地より蓮が生えてきています。
遠い日本の寺社仏塔から平和を願い、祈りを捧げた作品です。


本城利彦さん (会員)  「Y字路」 F30号
Y字路まで歩いて来た男。さて、どちらへ進もうかと立ち止まっています。
左手は平坦な道ながら、その先は薄暗く、右手は明るいが大きな坂道。
さぁーどちらへ進もうか…貴方だったらどちらの苦労を取りますか…と人生の行き方を問いかけているようです。


三浦繁さん (会員)  「まなざし」 F20号
新聞紙上、毎日のように報道されるガザの日常の一コマです。
少女が独りぼっちで佇む少女のまなざしは何処を。まなざしの先はただただ瓦礫。
少女は必死に涙をこらえながら、去来する様々な葛藤、悲しみ、苦しみ、口惜しさ、やるせない複雑な思いに、ただただ堪える事しかできない・・・のでしょう。
そんな思いを何とか多くの人に伝えられたらという思いで制作したと伺いました。



週末に楽しむ絵画」講座は第2・4金曜16時30分から開催!
石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞実績があります。
ご見学もできますので、お気軽にお問い合わせください
中之島教室06-6222-5222

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