こんにちは。芦屋教室のエヌです。
さる6月2日に開催した、文筆家・甲斐みのりさんの街歩き講座の様子をお届けします。
3回目となる今回のテーマは、「京都の手仕事を巡る旅」。
京都にある、日常をちょっと嬉しいものにしてくれる手仕事&その現場を見に行きます
集合場所は、京阪の清水五条駅。
この日は、ちょっと曇天で蒸し暑かったのですが、街歩きにはちょうどいいくらい。
五条大橋を抜ける川風を頬っぺたに感じながら出発です。
歩いていると、すぐに見えてきたのは
京の麩・ゆばの老舗「半兵衛麩」です(創業は元禄年間)。
趣のある建物に入ると、生麩をはじめとして、たくさんの種類の麩に出迎えられます。
こんなに麩の種類があったのか……と驚きつつ、めいめいがお買い物。
ここの生麩は美味しくて、麩好きとしてはたまりません!
甲斐さんのお勧めは、麩のしぐれ煮。牛肉のしぐれ煮っぽい味がするそうです。
ランチもされているらしく、今度来た時は是非食べたい!
と思いながら、次の目的地へ向かいます。
半兵衛麩のご近所にある、老舗旅館「晴鴨楼(せいこうろう)」。
屋号は、「晴れた鴨川のほとりに建つ楼閣」の意味があるそうです。
天保年間創業の、風情ある日本建築の建物です。
看板の千鳥の意匠がかわいい!
そこから歩くこと10分。見えてきたのは、河井寛次郎記念館。
建物は、五条坂に居を構え、作陶に励んだ陶芸家・河井寛次郎の住居が
そのまま使われています
入ってみてびっくり、とても涼しい。
そしてちょっと薄暗い屋内はとっても居心地がいいです。
ずっとここで読書でもしてのんびり過ごしたい……。
木の温もりのある空間に和みます。
建物の設計とデザインは寛次郎自身。
濱田庄司、柳宗悦、バーナード・リーチ、棟方志功……
民芸運動を彼らと共にけん引してきた、河井寛次郎の哲学や作品に
数多く触れることが出来ます。
そして、かわいいものたち
そこからまた10分ほど歩いて、
和菓子の老舗「甘春堂・東店」(創業慶応年間)に着きました。
今回は、こちらの二階で和菓子作りの体験教室に参加します。
1時間で、上生菓子3種・干菓子1種をつくるので、みなさん熱心に作業。
お店にはいくつでも欲しくなる、可憐な落雁やお干菓子。
名物の食べられるお菓子の茶碗やカップがずらり。
喫茶もついていて、とても居心地が良いお店でした。
そしてこの講座のメインイベント、鞄のお店「一澤信三郎帆布」の工房内部見学です。
質実剛健でシンプル、用の美を前面に出したこちら鞄は、老若男女を問わず支持されています。
今回は、普段は非公開の工房内部を、甲斐さんのご縁で特別に見学させて頂きました
何種類もの大小さまざまな布、たくさんのミシン、木の作業台、出来上がった鞄、
修理で戻ってきた鞄……工房内部では、たくさんの職人さんたちが、
高いスキルをもって一心に作業をしています。
スタッフの方の丁寧な説明やお話を聞き、真摯なものづくりの現場に触れて大興奮。
お土産に素敵なストラップまでそれぞれ頂いてしまい、ますますファンが増えそうです。
どうもありがとうございました
その後6時近くになり、白川にかかる橋の上で解散となりました。
暗くなれば、ここでたくさんの蛍が見られるそうです
少し涼しくなった川べりの風が心地よい夕方でした。
次の甲斐みのりさんの講座は、9月の六甲山でクラシック建築を巡ります。
まだまだ募集中ですので、皆様のご参加をお待ちしております
お申し込みはこちらから、もしくは、芦屋教室( 0797・38・2666)へどうぞ。
さる6月2日に開催した、文筆家・甲斐みのりさんの街歩き講座の様子をお届けします。
3回目となる今回のテーマは、「京都の手仕事を巡る旅」。
京都にある、日常をちょっと嬉しいものにしてくれる手仕事&その現場を見に行きます
集合場所は、京阪の清水五条駅。
この日は、ちょっと曇天で蒸し暑かったのですが、街歩きにはちょうどいいくらい。
五条大橋を抜ける川風を頬っぺたに感じながら出発です。
歩いていると、すぐに見えてきたのは
京の麩・ゆばの老舗「半兵衛麩」です(創業は元禄年間)。
趣のある建物に入ると、生麩をはじめとして、たくさんの種類の麩に出迎えられます。
こんなに麩の種類があったのか……と驚きつつ、めいめいがお買い物。
ここの生麩は美味しくて、麩好きとしてはたまりません!
甲斐さんのお勧めは、麩のしぐれ煮。牛肉のしぐれ煮っぽい味がするそうです。
ランチもされているらしく、今度来た時は是非食べたい!
と思いながら、次の目的地へ向かいます。
半兵衛麩のご近所にある、老舗旅館「晴鴨楼(せいこうろう)」。
屋号は、「晴れた鴨川のほとりに建つ楼閣」の意味があるそうです。
天保年間創業の、風情ある日本建築の建物です。
看板の千鳥の意匠がかわいい!
そこから歩くこと10分。見えてきたのは、河井寛次郎記念館。
建物は、五条坂に居を構え、作陶に励んだ陶芸家・河井寛次郎の住居が
そのまま使われています
入ってみてびっくり、とても涼しい。
そしてちょっと薄暗い屋内はとっても居心地がいいです。
ずっとここで読書でもしてのんびり過ごしたい……。
木の温もりのある空間に和みます。
建物の設計とデザインは寛次郎自身。
濱田庄司、柳宗悦、バーナード・リーチ、棟方志功……
民芸運動を彼らと共にけん引してきた、河井寛次郎の哲学や作品に
数多く触れることが出来ます。
そして、かわいいものたち
そこからまた10分ほど歩いて、
和菓子の老舗「甘春堂・東店」(創業慶応年間)に着きました。
今回は、こちらの二階で和菓子作りの体験教室に参加します。
1時間で、上生菓子3種・干菓子1種をつくるので、みなさん熱心に作業。
お店にはいくつでも欲しくなる、可憐な落雁やお干菓子。
名物の食べられるお菓子の茶碗やカップがずらり。
喫茶もついていて、とても居心地が良いお店でした。
そしてこの講座のメインイベント、鞄のお店「一澤信三郎帆布」の工房内部見学です。
質実剛健でシンプル、用の美を前面に出したこちら鞄は、老若男女を問わず支持されています。
今回は、普段は非公開の工房内部を、甲斐さんのご縁で特別に見学させて頂きました
何種類もの大小さまざまな布、たくさんのミシン、木の作業台、出来上がった鞄、
修理で戻ってきた鞄……工房内部では、たくさんの職人さんたちが、
高いスキルをもって一心に作業をしています。
スタッフの方の丁寧な説明やお話を聞き、真摯なものづくりの現場に触れて大興奮。
お土産に素敵なストラップまでそれぞれ頂いてしまい、ますますファンが増えそうです。
どうもありがとうございました
その後6時近くになり、白川にかかる橋の上で解散となりました。
暗くなれば、ここでたくさんの蛍が見られるそうです
少し涼しくなった川べりの風が心地よい夕方でした。
次の甲斐みのりさんの講座は、9月の六甲山でクラシック建築を巡ります。
まだまだ募集中ですので、皆様のご参加をお待ちしております
お申し込みはこちらから、もしくは、芦屋教室( 0797・38・2666)へどうぞ。
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