朝日カルチャーセンター☆ブログ

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●「美術」とは何か?呪術から美術へ…【芦屋】

2011年06月08日 14時56分41秒 | 芦屋教室
こんにちは!芦屋教室です
本日は、「呪術(アイドル)から美術(イコン)へ」講座をご紹介します
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■「美術」は、いつ生まれたのでしょう?
神々をかたどった彫刻、
祖先の肖像画、
聖書の物語を描いた挿絵、
様々な様式で建てられた教会建築など。
それらは最初、すべて魔術的なものでした。 

■つまり、それらは、
そのものが信仰の対象ともなり、
「もの」であっても
「生きて」いました。  
それが今や美術作品としてコンテクストから切り離され、
美術館で展示されたりして、
観光目的で訪れる人の目を楽しませています。 

■また、パリのルーブル美術館に展示されている「ミロのヴィーナス」。
世界中の人々を魅了しているこの像も、
考えてみれば、
両腕が切断された女性です。
何かひどい事故にあったのでしょうか。
しかし美術は、
場合によっては胴体だけでもよいのです(トルソ)。 

■一体、美術とは何でしょうか。
同じ裸の像でも、
人は何をもって「美術」とするのでしょうか。


岡山大学准教授、鐸木道剛先生の
「呪術(アイドル)から美術(イコン)へ」講座では、
西洋の美術の成立について、
その根源とも言える部分を
キリスト教とのかかわりも含めて、
3回の講座で考えます。
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1回ずつのお申し込みですので、
受講出来ない回があっても大丈夫です。

現在は、下記の2回を受付中です。
関心をお持ちの方は、是非ご参加ください。

6月18日(土)
 中世の意味 : 修道院と美術(ギリシア、アトスの修道院の今)
――「神を描くことは可能か」

詳細・お申し込みはこちらから

9月17日(土) 
 アクロポリスからみたビザンティン・アテネ
――「打ち捨てられた古代の美」

詳細・お申し込みはこちらから

3回目は12月に開催予定です。
テーマは
 クソアノン神像からミロのヴィーナス像へ
――「信仰の対象か、美術作品か」


3回目の講座の詳細は、10月期パンフレット・ホームページ等でお知らせ致します。お楽しみに

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