京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

茶の灰釉・続

2022-04-15 16:04:31 | 気になるコト
茶の灰釉続きです。
真面目に続き過ぎだな。
明日あたり、
去年の夏の話題を書こう(笑)

やっと燃やしました。
最初は、お試しという事も有り、
割れたサヤにブロックを数個置き、
その上に穴の開いた道具をおき、
その上に茶の木を置いて、点火。

めらめら~!おお~!

風がびゅう~!!
灰がバーっ!
ああ~!!!!

そうです、灰がいるのに、
強めの風が吹くと、飛んでいく。
我々、あたふた(笑)
慌てて飛びにくくなるよう
他の道具を置いたりして応急処置。
あわわわ~!!!!

そして、その日の夕方にはモデルチェンジ。

縦の缶にバージョンアップ。
コレで安心。
下の方に、
風を取りこむ穴も開けたので
火が消える心配なはい。
メラメラ~。

しかし、入る量少なくね?となり、
ココから更に
缶は強化されるのでありました。

この日取れた灰

結構燃やしたけれど、ちょっぴり。
先は長いぜ。


雪が降る時分に始めた茶の灰作り。
登り窯に何としても入れて見せるぜ。

続はまた次回。
それではまた明日。

作陶館GWのお休みのご案内。
4月29日(金)
5月2~4日(月・火・水)は
お休みを頂きます。
宜しくお願いいたします。

Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

茶の灰釉|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

茶の灰釉続きです。 真面目に続き過ぎだな。 明日あたり、去年の夏の話題を書こう(笑) やっと燃やしました。 最初は、お試しという事も有り、 割れたサヤにブロックを数...

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茶の木

2022-04-14 15:39:09 | お手伝い
茶の木、堅ったいねん。(笑)

この太さで
茶の木の真ん中ぐらいの太さ。

茶の木を思い浮かべてください。
コンモリ胸丈ほどに茂る茶の木。
その、枝が広がる前の集まっている所、
あそこら辺。
根っこになるともっと複雑に絡み合って
もう一回りは大きい。
もちろんもっと堅ったいねん(笑)


ギコギコと、切っても切っても
何だかこなした(細かく短くすること)
気分にならない。
なんで?
一本をこなすのに時間がかかるのです。
しかも始めた時期は2月・・


桜の蕾もまだまだ堅いころ

私がこなしに取り掛かったのは最近なので、
ずいぶん楽をさせて貰ておりますが。
今日の話題は、
木が堅いねんというグチで終わります(笑)


かなり細い茶の枝。これも堅いねん・・(笑)

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

茶の木|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

茶の木、堅ったいねん。(笑) 冒頭の写真が、 茶の木の真ん中ぐらいの太さ。 茶の木を思い浮かべてください。 コンモリ胸丈ほどに茂る茶の木。 その、枝が広がる前の集ま...

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茶の灰釉

2022-04-13 15:37:12 | 気になるコト
こんにちは。
朝日焼は、4月の初めに焚いた登り窯に
新しい釉薬を作って、茶碗を焼きました。

それが「 茶の灰釉 」です。
京都新聞の山城版などに掲載頂いております。

(茶の木のアップ)

その名の通り、茶の木の灰から作りました。
茶の木は、朝日焼の店主(松林氏)の
友人の茶農家さんに協力していただき、
収穫高の無くなった古木を譲り受け、
朝日焼の片隅でギコギコと鋸で小さく切り、
延々と燃やし、その灰を漉し、溜めて、
乾かして粉にしてから。。と、
気の遠くなりがちな作業を繰り返して
釉薬にしております。

写真は、その燃やしている最中。
今日から数回にわたって
取組が始まった様子を書きますね。


サヤで風邪をよけながらの焼成。
御覧の通り、
最初は灰が飛んで行ってしまうような
オープン過ぎる環境で始めましたから(笑)
進化の様子は面白いかも(?)
気長にお付き合い下さいませ。
それでは、次回お会いしましょう。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

茶の灰|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

こんにちは。 朝日焼は、4月の初めに焚いた登り窯に 新しい釉薬を作って、茶碗を焼きました。 それが「 茶の灰釉 」です。 京都新聞の山城版などに掲載頂きました。 その名...

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お茶

2022-04-12 16:11:42 | 京都・宇治
こんにちは。お茶の季節です。

知らんがなって?
♪夏も近づく八十八夜~♪という茶摘み歌だと
言われている歌がありますが、
この歌の意味は・・

教えてWEB先生~!
『 八十八夜とは、
立春から数えて88日目で、
5月2日ごろを差します。
(2022年は2月4日が立春)。
「八十八夜の別れ霜」という言葉があり、
この頃から霜が降らなくなると言われています。

八十八を組み合わせると「米」という字になり、
農家ではこの時期に茶摘みや
田に籾まきを始めるそう。
また、立夏(夏の始まり)直前のこの時期は、
夏に向けての準備をするのに
縁起のいい日とされている』
だそうです~。

もう一つ。
『 八十八夜には、
末広がりで縁起のいいとされる
八の字が二つ入っており、
この日に摘んだ新茶を飲むと、
「長生きできる」「無病息災で生活できる」
とされています。』
だそうですよ~。飲まなきゃ(笑)


そして、この写真です。
黒い何かが覆っている。。?


(かぶせていない状態の茶畑)

あれは、寒冷紗(かんれいしゃ)という、
霜や強すぎる日光から新芽を守る
幕のようなもの。春先の朝晩は、
山間になるほど寒暖差が激しい。
霜が降りる可能性もある。
そして、日中の痛いほどの日光・・。
あれらから守るのです。
成長しすぎも防げますしね。

昔は、藁(ワラ)をかぶせて
日光除けにしていたそう。
そして、不思議な事に藁をかぶせてある方が、
甘いお茶になるそうです。
お茶農家の友人が言っていました。

寒冷紗より手間が断然かかるし、
最近はワラを大量に仕入れることが
困難になっているそうで、
いつまで出来るかわからないと
ぼやいておりましたが。

そして、八十八夜が近づいている
=GWは絶賛茶摘み中なので、
GW付近に遊びに行こうと
お誘いをしようものなら、
「 勘弁してくれ!むしろ手伝いに来てくれ。
いや、素人がやっても
時間がかかるだけだしな。。」と、
嘆かれます。ゴメン・・(笑)

宇治のお茶農家さんは、
まだまだ手摘みで茶摘みをしますので、
今時分になると、
「お茶摘みさん募集」の広告が出てきます。

最近は日給で支払われることが多いですが、
昔は摘み取った数量に応じての
支払いだったそうで、
大大大先輩のお茶摘みのお姉さま方の
お茶を摘む手の早い事、確実な事。
若輩者の出る幕はないです。
むしろ怒られます。(笑)

大分、寒冷紗の茶畑の話からそれました。
大切に育てられているお茶、
GWが過ぎるあたりに
新茶が店頭に並びだすと思います。
出来たての薄若緑の新茶を頂く、
ある意味贅沢です。

皆様も、急須で入れるお茶はもちろん、
お水からゆっくりと出す
冷茶でも美味しいので、
たまには茶葉を買って入れてみませんか?
もちろん、お高くなるほどお味はイイですよ~。
ン?我が家のお茶葉はって?
そこそこのお値段です。
中間。(笑)

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

お茶|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

こんにちは。 お茶の季節です。知らんがなって? ♪夏も近づく八十八夜~♪という茶摘み歌だと 言われている歌がありますが、 この歌の意味は・・ 教えてWEB先生~! 『 八十...

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窯出し

2022-04-11 16:19:23 | 作陶館日記

御本手(ごほんて)の窯出しです。
美しい色で安心。
これも、ゼーゲルコーンのおかげ(笑)

工場のお皿も同時に詰めました。
上:土の色を生かした御本手。
下:柔らかい御本手の色が出るよう、
化粧土を施した御本手。


しかし、今回の話題の目玉はコレ。

どんだけ慌てとんねん!
この写真が見せたくて(笑)

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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窯出し|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

御本手(ごほんて)の窯出しです。 美しい色で安心。 これも、ゼーゲルコーンのおかげ(笑) そして、今回の目玉はコレ。 どんだけ慌てとんねん! この写真が見せたく...

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