旧東ドイツ出身の、ロルフとヨアヒムの兄弟による新旧カルテットを取り上げました。
1ヶ月ほど前に購入した新譜CD
「Lifeline」 Impulse(UNIVERSAL MUSIC GROUP)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/24/bc14f0be05c064a8082cfb7a23d39ec0_s.jpg)
ROLF KUHN(cl) JOACHIM KUHN(p) JOHN PATITUCCI(b) BRIAN BLADE(ds)
録音 2011年10月30日
4人で演奏される部分は、かなり練られて、アレンジされています。
ロルフのクラリネットは、非常にシンプルでスマート、キューンのピアノは相変わらず強烈なサウンドも顔を出します。
ベースとドラムスのバックの貢献度も高く、非常に纏まった現在のモダン・ジャズといった風貌のアルバムです。
ジャズを聴きはじめた頃に購入したLP
「ニューヨークの印象」と題されているこのアルバム、
各曲に副題が付いて組曲風の構成となっていますが、演奏は切れ目なく通して行われています。
「IMPRESSIONS OF NEW YORK」 Impulse A-9158
《 IMPRESSIONS OF NEW YORK 》
・ARRIVAL (到着)
・THE SADDEST DAY (悲しみの日)
・REALITY (現実)
・PREDICTIONS (予言)
ROLF KUHN(cl) JOACHIM KUHN(p) JIMMY GARRISON(b) ALDO ROMANO(ds)
録音 1967年
ロルフのクラリネットは、ジョン・コルトレーンの影響が強く表れていて、まるでクラリネットを吹くコルトレーンのようです。
ここでのジミー・ギャリソンは、コルトレーン・バンドのレギュラー・ベーシストでした。
一方のヨアヒムのピアノは、セシル・テイラーにも通じる激しいタッチが顔をだしており、
全体を通して開放的で、エキサイティングな演奏が展開されています。
そして、このカルテットの+2の1枚目は、
中古市場で2桁はする1965年の名盤で、最近になってLPとCDで再発されたので、早速購入しました。
「RE - UNION」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/44/ca/843085349ce761f4656e3ecfa65e4385_s.jpg)
ROLF KUHN(cl) JOACHIM KUHN(p) KLAUS KOCH(b) REINHARD SCHWARTZ(ds)
噂にたがわず、このカルテットのベストプレイの中の1枚だと思います。
+2の2枚目は、
2006年にロルフ・キューンの部屋から発見されたテープからのもので、メンバーは上記アルバムと同一。
「EAST BERLIN 1966」 RSN.1 OSCA-1031
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/1a/40850b0d07d7044a9c5cfc842a8366a3_s.jpg)
全10曲、75分を超える演奏を通して聴くにはちょっと疲れます。
4枚を通しての印象は、
新しいアルバムが一番オーソドックスで、キューン兄弟もここまで来たかという感じです。
1ヶ月ほど前に購入した新譜CD
「Lifeline」 Impulse(UNIVERSAL MUSIC GROUP)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/30/2e/8299f84d75589382ce03ad01c1411613_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3c/4c/5aad52ed806dc972e341d75afee8d5c3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/24/bc14f0be05c064a8082cfb7a23d39ec0_s.jpg)
ROLF KUHN(cl) JOACHIM KUHN(p) JOHN PATITUCCI(b) BRIAN BLADE(ds)
録音 2011年10月30日
4人で演奏される部分は、かなり練られて、アレンジされています。
ロルフのクラリネットは、非常にシンプルでスマート、キューンのピアノは相変わらず強烈なサウンドも顔を出します。
ベースとドラムスのバックの貢献度も高く、非常に纏まった現在のモダン・ジャズといった風貌のアルバムです。
ジャズを聴きはじめた頃に購入したLP
「ニューヨークの印象」と題されているこのアルバム、
各曲に副題が付いて組曲風の構成となっていますが、演奏は切れ目なく通して行われています。
「IMPRESSIONS OF NEW YORK」 Impulse A-9158
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/78/738f50ff821e9782524b7c5455e29076_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/26/944178c73fae09a8a342f85709ecdbfd_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/26/f93c4eee9da302e0debfb9a27c0480e7_s.jpg)
《 IMPRESSIONS OF NEW YORK 》
・ARRIVAL (到着)
・THE SADDEST DAY (悲しみの日)
・REALITY (現実)
・PREDICTIONS (予言)
ROLF KUHN(cl) JOACHIM KUHN(p) JIMMY GARRISON(b) ALDO ROMANO(ds)
録音 1967年
ロルフのクラリネットは、ジョン・コルトレーンの影響が強く表れていて、まるでクラリネットを吹くコルトレーンのようです。
ここでのジミー・ギャリソンは、コルトレーン・バンドのレギュラー・ベーシストでした。
一方のヨアヒムのピアノは、セシル・テイラーにも通じる激しいタッチが顔をだしており、
全体を通して開放的で、エキサイティングな演奏が展開されています。
そして、このカルテットの+2の1枚目は、
中古市場で2桁はする1965年の名盤で、最近になってLPとCDで再発されたので、早速購入しました。
「RE - UNION」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/03/11/668f05d9fefaf4d7af9c2a53f750aa20_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/1e/3e33f68ca883544dbc880d86f9af0ce3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/44/ca/843085349ce761f4656e3ecfa65e4385_s.jpg)
ROLF KUHN(cl) JOACHIM KUHN(p) KLAUS KOCH(b) REINHARD SCHWARTZ(ds)
噂にたがわず、このカルテットのベストプレイの中の1枚だと思います。
+2の2枚目は、
2006年にロルフ・キューンの部屋から発見されたテープからのもので、メンバーは上記アルバムと同一。
「EAST BERLIN 1966」 RSN.1 OSCA-1031
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/16/cd9560faf47ad55e7390e80ed7d93991_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/1a/40850b0d07d7044a9c5cfc842a8366a3_s.jpg)
全10曲、75分を超える演奏を通して聴くにはちょっと疲れます。
4枚を通しての印象は、
新しいアルバムが一番オーソドックスで、キューン兄弟もここまで来たかという感じです。