井上陽介、稲葉国光に続いて3人目の日本人ベーシストのアルバムは、鈴木良雄トリオです。
「FOR YOU」 ONE FNCJ -1001
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4c/69/cabea8f1dc7c6c0dd418d0575bf29e22_s.jpg)
1. What Kind Of Fool Am I
2. Soon
3. Falling In Love With Love
4. For You
5. Roulette
6. Witchcraft
7. Summer Night
8. Triste
9. I Should Care
10. Darn That Dream
鈴木良雄 (b) 海野雅威 (p) セシル・モンロー (ds)
録音 2006年6月 NYC
これは、鈴木良雄が海野雅威を迎えてニューヨークで録音したもので、このCDの発売当時は、レコード収集が主体でCDはほとんど購入していなかったことから買い逃していて、その後長い間探し続けていたもので、昨年秋に入手しました。
鈴木良雄のベース・プレイは勿論のこと、海野雅威が参加していることで探していた中の1枚です。
このアルバムは、リーダーの鈴木良雄の他、CBSソニーで渡辺貞夫を始め多くの著名なジャズ・ミュージシャンのレコーディングを手掛けてきた伊藤 潔、ポリドール、ポリグラム、ユニバーサルでジャズを担当後、「55 RECORDS」を設立された五野 洋、そしてタモリの4人が設立した「ONEレーベル」の最初のアルバムで、1980年生まれの海野雅威の比較的初期の演奏が聴けます。
最初のコーラスがピアノ・ソロで始まる「 What Kind Of Fool Am I」は、海野がクラシックの曲のような雰囲気でスタートし、2コーラス目に入ってからはドラムスが加わって鈴木のベースがメロディを、その後もピアノとベースが交互にソロを取り合っていますが、鈴木の端正なベースが光る演奏です。
また、鈴木のオリジナルであるタイトル曲の「For You」は、美しいメロディの旋律で、これまた中間部でベース・ソロがありますが、ピアノとのマッチングも聴き所となっています。
ミディアム・テンポの曲は、すべてにおいて小気味よく、鈴木のベースは、木の温もりが感じられるような膨よかでありながらピッチも正確であり、3人のバランスもうまく釣り合っていて、良い雰囲気の演奏集です。
なお、新宿PIT INNの1月のライブ・スケジュール誌を手に入れましたが、ここには「鈴木良雄3DAYS」のライブの案内が掲載されていました。
この案内の写真を見る限り、チンさん(鈴木良雄)の頭髪は随分白いものが増えたように思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/97/6f6572a755ad84c65d910da647acf484_s.jpg)
「FOR YOU」 ONE FNCJ -1001
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/0e/5f740c8ec5cc7d531bdb1d8d0f30d90f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4c/69/cabea8f1dc7c6c0dd418d0575bf29e22_s.jpg)
1. What Kind Of Fool Am I
2. Soon
3. Falling In Love With Love
4. For You
5. Roulette
6. Witchcraft
7. Summer Night
8. Triste
9. I Should Care
10. Darn That Dream
鈴木良雄 (b) 海野雅威 (p) セシル・モンロー (ds)
録音 2006年6月 NYC
これは、鈴木良雄が海野雅威を迎えてニューヨークで録音したもので、このCDの発売当時は、レコード収集が主体でCDはほとんど購入していなかったことから買い逃していて、その後長い間探し続けていたもので、昨年秋に入手しました。
鈴木良雄のベース・プレイは勿論のこと、海野雅威が参加していることで探していた中の1枚です。
このアルバムは、リーダーの鈴木良雄の他、CBSソニーで渡辺貞夫を始め多くの著名なジャズ・ミュージシャンのレコーディングを手掛けてきた伊藤 潔、ポリドール、ポリグラム、ユニバーサルでジャズを担当後、「55 RECORDS」を設立された五野 洋、そしてタモリの4人が設立した「ONEレーベル」の最初のアルバムで、1980年生まれの海野雅威の比較的初期の演奏が聴けます。
最初のコーラスがピアノ・ソロで始まる「 What Kind Of Fool Am I」は、海野がクラシックの曲のような雰囲気でスタートし、2コーラス目に入ってからはドラムスが加わって鈴木のベースがメロディを、その後もピアノとベースが交互にソロを取り合っていますが、鈴木の端正なベースが光る演奏です。
また、鈴木のオリジナルであるタイトル曲の「For You」は、美しいメロディの旋律で、これまた中間部でベース・ソロがありますが、ピアノとのマッチングも聴き所となっています。
ミディアム・テンポの曲は、すべてにおいて小気味よく、鈴木のベースは、木の温もりが感じられるような膨よかでありながらピッチも正確であり、3人のバランスもうまく釣り合っていて、良い雰囲気の演奏集です。
なお、新宿PIT INNの1月のライブ・スケジュール誌を手に入れましたが、ここには「鈴木良雄3DAYS」のライブの案内が掲載されていました。
この案内の写真を見る限り、チンさん(鈴木良雄)の頭髪は随分白いものが増えたように思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/97/6f6572a755ad84c65d910da647acf484_s.jpg)