Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

体験教室・本番!

2013-09-09 23:15:31 | 体験教室
ついに体験教室本番の日がやってきました。

赤系、青系、緑系の3種類のりんごを用意しました。小さなガラスも決して無駄にはなりません。



水彩教室の先生が大きな座卓と下敷き用の板など必要な道具を用意してくださり感謝でした。
お一人だけ体験教室経験者がおられましたが、後は皆さんステンドグラスは初めて、ハンダごてを握るのも初めてという方ばかりです。



体験内容ではやはり皆さん、ホイル巻きとハンダづけに苦労されたようです。練習は1対1でしたが、人数が多くなったこともあって、こちらも美しく仕上げるためのポイントをしっかり伝えることができていなかったと反省しています。道具の数やスペースの都合、教える人間の都合により、今後も体験は多くても一度に5人までが限界かなと思いました。

それと、私を含めて6人の人数に対しハンダごてが4つしかなく、狭い中で貸し借りの度に半田ごてがあちこちを飛び交うのはヒヤヒヤしました。幸い火傷などした方はいませんでしたが、今後の反省点です。

しかし初めての体験に苦労しつつも皆さん無事に作品を完成させることができ、ほっと胸を撫で下ろしました。

最後は窓に全員の作品を吊るして楽しみました



意外にも本当の「青」りんごが好評でした。見る角度によっても印象が変わってきます。



今回の体験を通し私自身も、貴重な気付きがいくつもあり感謝でした。今までずっと、人に教えることには消極的だった私ですが、今後も希望があればこのような体験教室を開催してもいいかなと思っています。

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体験教室・練習

2013-09-09 22:51:51 | 体験教室
週に一度通っている水彩画の教室で、ステンドグラスの体験教室をすることになりました。

と言っても、今までは場所がなかったことや自分の制作だけで精一杯だったこと、さらには自分の性格もあって、実は人にステンドグラスを教えるのはこれが初めてなのです。

いきなり本番を迎えるのは心配なので、事前にうちの夫を生徒役にし、体験教室の練習をしました。

体験で使用する材料、道具類。



モチーフはそろそろ秋なのでりんごにしましたガラスカット、ルーターかけまではこちらでやって、コパ―ホイルを巻くところから始めてもらいます。最初の山です。表も裏も均等に、どちらかに偏ったりしないように、いつもテープの真ん中にガラスが乗るようにすることがポイントでしょうね。





ホイルを巻き終えたガラスをビニールテープで仮止め。



フラックスを塗ります。



いよいよ第二の山、ハンダづけ私は普段、立体作品には50%のハンダを使い点付けすることが多いのですが、初めての方には60%のハンダで、最後までテープからハンダごてを離さないようにしてスーッと引いていくやり方のほうがやりやすいような気がしました。また、特に周辺のハンダ付けに苦労するようです。こういう場合はそれこそりんごの皮を剥く時のように、包丁(ハンダごて)ではなくりんごの方を動かしながらハンダを盛っていくわけですね。



洗剤で作品を水洗いし、フラックスを洗い流します。



ブラックパティーナで着色。



軽く水洗いして汚れをふき取り、完成!!



こういうふうに人に教える、ということをしてみると、自分も改めて基礎的なことを問われるものだということを痛感しました。いい勉強になりました

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