どうか神さま。私の心をごらん下さい。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸いのために私のからだをおつかい下さい。って云ったというの。そしたらいつか蝎はじぶんのからだがまっ赤なうつくしい火になって燃えてよるのやみを照らしているのを見たって。いまでも燃えてるってお父さん仰ったわ。ほんとうにあの火それだわ。
(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」)
ステンドグラスとお花、今回は「蠍の火」。時期的にお花屋さんではお盆の花が多かったのですが、これも夏から秋へ移りゆく季節を感じるので悪くないかも。左側は敢えて大きく空けて空間を残しています。
(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」)
ステンドグラスとお花、今回は「蠍の火」。時期的にお花屋さんではお盆の花が多かったのですが、これも夏から秋へ移りゆく季節を感じるので悪くないかも。左側は敢えて大きく空けて空間を残しています。