Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

レント 2022

2022-03-16 14:43:11 | 教会関係
今年のレント(受難節)は3月2日(水)から。思えば2年前のこのあたりから新型コロナウイルスの影響により生活は一変し、2年が経った今も尚続いていようとは夢にも思っていませんでした。岩手県でも1日の感染者数が3桁の日が続いています。しかも今年は、2月24日にロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻が開始、子どもを含む多くの民間人の命が奪われ、脅かされていること心が痛んでいます。

教会の方では未だ、日曜の礼拝と水曜日の祈祷会以外の集会は全て休会状態ですが、礼拝中の賛美歌は省略せずに全ての節を歌うようになり、交読詩編も司式者と会衆が交互に朗読するかつてのスタイルに戻しました。ただし、聖餐式は相変わらず中止です。3月6日には、東日本大震災、原発事故から11年を覚えての礼拝が対面とオンライン併用で行われました。
 
そのような中、今年もレントの時期がやって来ました。今年もレントの期間、ロウソクを毎週1本ずつ消していく消火礼拝を行っています。



 

盛岡のエスニック雑貨屋さんで、この時期の典礼色である紫のお花が封じ込められた素敵な十字架を見つけました。同時に、子羊と復活のキリスト、ΑΩの入ったロウソクも。こちらはイースターに灯したいと思います(同じデザインで7、80cmはありそうなでっかいロウソクもあったけど、こういうのって一体どんな人が買うんだろう…?)

 



↑今年のイースターガーデン。イースターになったらこれにお花を植え足します。

 

今年は雪の多い冬でした。例年であれば2月にはスノードロップが咲き始めるのですが、今年はなかなか雪が溶けず…やっと雪が溶けて顔を出した芽は雪の重みで曲がっていましたが、今では元気いっぱいに咲いています。チューリップも寒さに負けずぐんぐん成長中

色々と悲しいことの多い世の中ですが、どうかウクライナでの戦闘が一刻も早く停戦へと導かれますように、どちらの国の貴い命もこれ以上奪われることのないように、東日本大震災と原発事故で被災された方々の上に主のお支えがありますように、コロナウイルス感染拡大が収束しますように祈ります。
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Joyeux Noël!2021

2022-01-16 17:41:59 | 教会関係
例年クリスマス時期はあれもこれもやりたかったけどできなかった…と思うことの方が多いのですが、今年は12月にイベントもあったためクリスマスの新作を多数生み出すことができました。2021年の教会のクリスマスイブの様子です。

 

イブ礼拝のプログラムの表紙に、先日作ったご降誕のパネルを使って頂きました

 

今年はイブ礼拝の奏楽を担当しました。前奏は2年前にも弾いたギルマンのノエル(ただし、途中でストップを変えるなど、新しい試みをしています)、献金と後奏の曲もギルマンで揃えました今年もコロナ禍のためポスター、新聞での宣伝はしなかったのですが、42名の参加があり感謝でした。まさか2年連続こんな事態になるとは思いもよりませんでしたが、どうか来年はコロナの心配をせずにクリスマスをお祝いできますように!
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収獲感謝からアドヴェントへ…。

2021-11-27 22:10:43 | 教会関係
早いもので今年もあと1ヶ月ほどで終わろうとしています。カトリック教会では11月1日が諸聖人の祭日で(フランスではお墓参りのシーズンだったように思います)、その翌日を「死者の日」として全ての死者を記念する習慣があるそうです。日本基督教団の教会でも11月の第一日曜日を「聖徒の日」(永眠者記念日)としており、11月は特に、天に召された愛する方々を思い出す機会が増えます。私の属する教会でもこの1年は、昨年の11月に立て続けに2件、今年の5月、7月、そしてつい先日…と本当に葬儀の多い1年でした。ご遺族、ご友人の皆様の上に慰めをお祈りしています。

色々と慌ただしい日々でしたが、クリスマス前のひと仕事。今年も晴れ間を狙ってローズヒップ刈り取り、隙間時間でリースにしました。



去年は実が少なくて松ぼっくりを足したほどだったけど今年は豊作で余るほどちなみに11月21日(日)は教会では収穫感謝日でした。



収獲感謝が終わるといよいよクリスマスがやってきます。今年の待降節(アドヴェント)は11月28日から。イエス・キリストのご降誕を待ち望む4週間が始まります。

今年も教会員有志でツリーの飾り付けやリース作りを行いました。今年は例年より多くの方が集まって下さいました。

 



↑リースの材料になるグリーンは教会墓地に植えられている木から切ってきます。今年のリースは野バラの実(市民芸術祭で使ったもの)が入って華やかです。



↑庭で撮れたヒイラギとウメモドキ(?)を、教会員さんが素敵なお迎え花にして下さいました。ヒイラギ今年は実をつけず。成長はゆっくりみたいですが、着実にうちの庭に根付いたと思います。



↑お雛様のように毎年出している「神殿での奉献」。実はご降誕よりちょっと先の場面ですが、華やかな赤や緑がクリスマスの雰囲気に合うので早めに出しています。



↑以前教会員さんから頂いた蜜蝋キャンドル。リースを作ったグリーンの残りとポインセチアの造花で素敵なアレンジにして頂きました。



庭のつるバラが数輪、岩手の寒さにも負けずアドヴェント時期まで持ちこたえました!辛うじて手の届くところに割いていた一輪をお部屋へ。その健気な姿を見ていると、ブラームスのオルガン曲「一輪のバラが咲きて」を思い出します

先日お知らせした花巻教会のイブ礼拝(キャンドルサービス)は、12月24日の18時からになりました。新型コロナの感染状況が収まってきてはいますが、今年も用心しつつひっそりと開催します。どうか感染対策を十分なさってお越し頂ければ幸いです
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Joyeuses Pâques!2021

2021-04-05 16:00:16 | 教会関係
2021 イースターおめでとうございます!岩手にもやっと春が巡ってきました

  

今年も寄せ植え作りましたイースターガーデンのほうはちょっと地味目になっちゃった…やっぱり黄色系は必須ですねイースター当日は雨予報だったので、写真は前日のうちに撮影しておきました

 

ステンドグラスもイースター仕様に。イースターのキャンドルホルダーと、典礼色(白)のミニチュアチャーチ、バラのオーナメント

 

大仕事を終えて岩手へ戻ったら色々咲いていてびっくりしました。クリスマスローズもいっぱい出てきてます。でも時期的には最早イースターローズ桜ももうすぐ咲きそうです



今年も残念ながら愛餐会はナシ、茹で卵の配布もナシ代わりに食べられない卵、エッグポマンダーを作りました。卵の殻に目打ちで穴を開けて中身を出して洗浄、乾燥。ラベンダーを入れ、穴をレースで塞いで、ピンキングばさみで切った布をひたすら貼り付けていくだけ。簡単なのでCSの工作にも良いかも(ただし、布を貼り付けるだけでも結構時間はかかる



そして、イースターエッグの代わりに何故か愛知でもらったしるこサンドを配る私…(笑)

今年度もなかなか先の見えない1年になりそうですが、主のご復活の喜びが、皆様と共にありますように。皆様の新年度の歩みの上に主の祝福をお祈りいたします
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レント2021

2021-03-01 12:50:07 | 教会関係
今年のレント(受難節)は2月17日から。昨年のこの時期は何をしていたのかと過去のブログを見返したら、新型コロナウイルスの影響により教会でも様々な集会が中止になり始め、アルコール消毒やマスクの着用といった「新しい生活様式」が求められるようになってきた時期でした。2020年に計画していた受難劇の件もキャンセルになりがっくり…毎年開催されていたGWのハンドメイドイベントも今年は既に中止が決まっています。まさか1年経った今でもこのような状況が続いているとは夢にも思いませんでした

教会の方では現在も、日曜の礼拝と水曜日の祈祷会のみを開催、それ以外の集会は全てストップしています。礼拝中の賛美歌も最初と最後の節だけにし、交読詩編は司式者が全て朗読、聖餐式は中止、という形式が続いています。ただ、今年は東日本大震災、原発事故から10年という年でもあり、3月7日は動画配信で震災を覚えての礼拝を守る予定です。また、昨年はイースター前の洗足木曜日、受難日の礼拝共に中止でしたが、今年は感染対策を取りながら開催予定でいます。

 

今年のレントの様子です。今年もレントの期間、ロウソクを毎週1本ずつ消していく消火礼拝を行なっています。新たな試みとして、悔い改めの印である「灰」を用意してみました(フライパンで紙を燃やして作りました)。カトリック教会では前の年に使った棕櫚の枝を燃やした灰で額に十字を書くという儀式をするのですが、カトリックの方に聞いた話では今年はコロナ感染防止のためパラパラと頭に灰を振りかける形式だったとのことでした。うちでは灰を皆さんにお見せして、その意味を説明するに留まりました。それと、今年はまだイースターガーデンを作れていないのですが、あと5週あるのでその間には

主の十字架に想いを馳せるこの時期、災害やコロナウイルスにより困難の中、大きな痛みの中にある方々の上に主のお支えがありますように祈ります。
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