Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

レント 2018

2018-03-10 21:57:39 | 教会関係
今年のレント(受難節)は2月14日から始まりました。巷には既にイースターグッズが溢れていますが(笑)、イースターの日まで、イエス・キリストのご受難を覚える時期です。

例年であればスノードロップがもう少し早く咲いていると思うのですが、今日発見。今まで雪の下で押し潰されていたようでしがたよく頑張った水仙も芽を出し始めました



礼拝堂はクロスが紫に。お花も紫が入っています。昨年は脚立と二又になった棒を使って十字架に茨の冠を頑張って掛けたんですが、今年も同じようにしたところ茨が落ちてきて自分の頭に命中しそうになり恐ろしい思いをしたので今年は早々と諦め代わりに花器に引っ掛けることにしました。まぁ、これでもちゃんとレントの雰囲気は出ているかと…。



久々に自分でもお花を活けました。桜は近所の八百屋さんで入手教会の中に、ひと足早く春が訪れました。

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アドヴェント突入

2017-12-03 14:35:51 | 教会関係
ハロウィンが終わると教会よりも先に早々と街中がクリスマス仕様になるのに焦りも感じつつ、展覧会の作品もどうにか仕上げて搬入ようやくクリスマスのことを考えられるようになってきました。

今年のアドヴェント(待降節)は本日、12月3日スタートです。12月1日に有志で毎年恒例のリース作りを行いました



今年はツリーの飾りを少し買い足しました。赤やピンク系の色が加わって去年よりも大分華やかになりました。あまり高い梯子がないので手の届く範囲ですが…夜間は電飾も点きます



掲示板もクリスマス仕様に



そして今年急な思いつきで作った、フレッシュハーブのリース。材料はアップルミント、セージ、レモンバーム、タイム、ラベンダー、ユーカリ、ヒソップ。寒さの中でもどうにか枯れずに頑張っていた者たちです。それらを5本ずつくらい束にして、ワイヤーで土台に巻きつけていきました。かな~り!適当(笑)仕上げにこれまた庭に残っていたローズヒップを挿しました。このままドライにして、しばらく楽しみますちなみにこの翌日雪が降ったので、この時やっておいて良かった!



礼拝堂正面にはアドヴェントクランツ。今日、最初の蝋燭が灯りましたインフルエンザも流行り始めているようですがどうか皆様、ご健康が守られ、良きクリスマスを迎えられますように…

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'17 教会バザー

2017-11-03 17:05:11 | 教会関係
毎年恒例の花巻教会バザー、お天気にも恵まれ今年も無事に終了しました

ちょっと暗くてすみませんが、今年の手作りコーナーはこんな感じ。ガラスのヘアピン、ピンキーリング、在庫が増えました



今年も5月から月2ペースで手芸の会を開催しました。今年は参加者が少なかったですが、何とか活動を継続できたことに感謝。フェルトのクリスマスオーナメントに、今年は靴下とスノーマンが登場ツリーとスノーマンはほぼ完売



今年も100名を超えるお客様にお出でいただきました。どうもありがとうございました

時を同じくして、近所の市民体育館では花巻市民芸術祭が開催されています。こちらは5日まで。今回もステンドグラスとお花を出展いたしました。ステンドグラスの方は搬入の際に照明が準備できなかったので写真はまた後日…



今回は野菜とお花をセットで。草月では何と、野菜を花材として使うというのもあります。たまたま手元にかぼちゃがあったのと、終わったら食べられるしな~くらいの軽いノリで並べてみたんですが(笑)、お花の先生に手直しして頂いたら、左上から右下へオレンジの流れができました。なるほど~!

さて、これからは11月中旬のワークショップの準備を始めます


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Joyeuses Pâques!2017

2017-04-17 10:44:39 | 教会関係
Joyeuses Pâques! HAPPY EASTER!2017年、イースターおめでとうございます

イースター前の木曜日の夜には、教会で「洗足木曜日礼拝」が行われました。最後の晩餐の前に、キリストが弟子たちの足を洗ってくださったことを記念する礼拝です。礼拝の中では、普段のサイコロ状に切った食パンではなく、丸パンを割いての聖餐式も行われました。この時期は世の中も教会も何かと慌ただしいですが、ひととき心静まる時間を持つことができ感謝でした。

翌日金曜日には、「受難日祈祷会」が持たれました。「十字架の道行」の場面の絵を1つ1つ見ながら、該当する聖書箇所を読み、祈りと黙想の時を持ちました。

そして土曜日。午前中、うちの教会は卵を茹でたり洗礼式の準備をしたりと最早完全お祝いモード突入でしたが(;・∀・)夜に運良く時間が合い、カトリック花巻教会のミサに参加することができました。

ミサは夜7時からで、最初に一同聖堂の外へ出てたき火をし、大きな「復活のローソク」に点火したり、香炉に火を入れたりし、信徒も1人1人が小さなローソクに火を灯して入堂するところから始まりました。「光の祭儀」というものだそうで、初めて見ましたが大変感動的なものでした。また、カトリック教会ではこの日に洗礼が行われるそうなのですが、受洗者がいないときには、参加者が「洗礼の約束と更新」をするそうです。神父さんが水を祝福し、信者さんたちに向かって振りかけていました。カトリックではイースター前の木金土、勿論イースター当日もフルにミサをやるようですが、土曜日のミサが一番長いそうです。

フランスや東京にいた頃はステンドグラス見たさ、オルガン聞きたさによくカトリックのミサ等に潜り込んでいたのですが(^_^;)最近はなかなか機会がありませんでした。なので、「あれ、十字って縦横どっちから切るんだっけ??」と焦ったりこの度、土曜日のミサに参加させていただき、やっぱりイエス・キリストが墓に横たわっていた土曜日があっての復活なんだなということを強く感じました。感謝でした

そして日曜日、イースター当日。



ちょっと地味ですが、クリスマスからぶら下げてた星のオーナメントを取って、イースターエッグに変えました。



よく見ると、お花の中に何かがいます



…ね



かわいすぎてイースター前に思わず5つも衝動買いしてしまったものたち。日本でイースターが商戦に乗るようになったのは確か2010年あたりからだったように思いますが、最初は「定着するのかなぁ…?」なんて思っていたけど、意外と定着しましたね(^_^;)遠くのキリスト教書店まで行かなくても近場でイースターグッズが手に入るようになるとは…。日本は四季の移り変わりがはっきりしている国なので、きっと春の訪れを喜ばしく思う感覚とイースターがうまく合致したのではないかなと思います。最近ではイースターとは何ぞや?という説明書き(しかもちゃんとキリストの十字架と復活に言及されているものも!)が施された商品も増えてきて驚いています。



いつの間にか卵がニワトリにかわいすぎる…



さて、これは何だろうと思われる方もいらっしゃることと思います。花巻教会ではこの日、お一人の方が洗礼を受けられました。キリスト教会の洗礼式は、水を頭に注いだり、水に浸した手を頭の上に置いたりするやり方が圧倒的に多いですが、バプテスト教会の流れを汲む花巻教会の洗礼式は、水に全身を浸す方法で行います。これは受洗者と牧師が洗礼の際に着るガウン。牧師は長靴付きのつなぎをガウンの下に来て洗礼漕へ入ります。



この、バスタブのようなところで洗礼式が行われます。お湯も出ますのでクリスマスも安心(^^)♪9時半から、約40℃のお湯を入れました。洗礼式の頃には丁度良い温度になります。

今回は洗礼漕の周りにみんなで集まって讃美歌21-69「神はそのひとり子を」をピアノ伴奏で歌い、洗礼を見守りました。若い方にふさわしいような、軽やかな曲ですが、事前に練習を重ねたおかげで皆さんよく歌って下さっていました全浸礼をこれだけ間近で見るのは私も初めての経験で、バプテスマのヨハネや初代教会の時代のヨルダン川が目の前に現れたかと思う程に、とっても感動的な洗礼式でした



礼拝後の昼食は持ち寄り(^^)♪色々あって楽し&おいしかったイースターの恵みが、皆様と共にありますように…

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'17世界祈祷日

2017-03-07 10:50:43 | 教会関係
毎年3月の第一金曜日に行われている世界祈祷日。今年はフィリピンがテーマでした。

式文に「(フィリピンの)衣装、シンボル、踊りなどは各会場で可能な範囲で取り入れてください」とあったので、まずは県内で一番大きいと思われるアジアン雑貨(実際はハワイや南米も)のお店に行ってみました。しかし衣料品はインドが圧倒的に多く、次いでタイ。南米だけどメキシコ。あとはたまーにネパールやインドネシア…。

そこでは30分しか時間がなかったので必死に探しましたが雑貨などもMade in フィリピンは見つけられず…。ネットで調べたら定番お土産はドライマンゴーとかバナナチップス。民族衣装については、結婚式などの正装というのはあるけど、あとは多民族なので多様すぎて一概に「これ!」とは言いづらいような感じ…?

しかし、本番前日に花巻市内のオーガニック&フェアトレードのお店「おいものせなか」さんに行き、思い切って「フィリピンのものはないですか?」と尋ねてみたところ、店主さんがお店ではほとんど置いてないけど個人的に色々持ってるから…とフィリピンの品々を貸して下さいました。震災後にフィリピンへ行かれたそうで、現地の方々が自分たちも貧しく大変な中でも日本のことを心配して一生懸命募金してくださったと仰ってました。雑貨の作り手はハンセン病患者の支援団体や、ごみ捨て場で暮らす女性たち、女性受刑者など色々だそうです。ああ、やっぱり勇気を出して聞いてみるもんだなぁ…

世界祈祷日当日。お花もレントの時期にふさわしく、紫が中心です。



お借りしてきたフィリピンの雑貨を正面に並べて、礼拝を守りました。やっぱり実物が目の前にあると良かったようで、参加者から「売ってほしい」との声が多々ありました(残念ながらお返ししないといけないのでご要望には応えられませんでしたが…^^;)。

今年は奏楽担当でしたので、リードオルガン、ベビーオルガン、ピアノと楽器3台フル使用+ギター&パーカッションで賛美しました。



このベビーオルガンは昨年個人的に欲しくて購入したものです。YAMAHA昭和12年製、49鍵でストップはなしです。教会のオルガンが昭和46年なのでそれよりさらに古いものになります。



ちなみに最近お掃除のためオルガンの背中を開けたところ、こんな古~い保証書が貼ってありました!小さな楽器ですが、音量は抜群!うちの車にもどうにか入ります。世界祈祷日では高浪先生の「賜物と歌を」と、「美しい大地は」をこれで弾きました。これらの曲にはベビーの素朴な音色がよく似合う気がします



愛餐会では、おいものせなかさんで購入したフェアトレードのマンゴー(酸化防止剤、漂白剤不使用)と、市内某所で買ってきたバナナチップスを出しました。ホントにちょこっとだけですが、フィリピンの雰囲気を醸し出せた…でしょうか?世界祈祷日は毎年色々と勉強になって良いです


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