6月12日にアメリカ、フロリダ州オーランドで起きた銃乱射事件の犠牲者を追悼する祈祷会が、19日に土沢教会で行われました。祈祷会の中では、犠牲になった方全員のお名前と簡単なプロフィールが読み上げられ、祈りが捧げられました。一人一人それぞれに、かけがえのない人生と愛する家族や友人の存在があったことを想います。


この事件には私も大きな衝撃を受けました。この祈祷会の中で、私のキャンドルホルダーを使って頂きたいとお願いし、ご快諾頂きました。大きな作品を作った後に出た端ガラスを組み合わせたキャンドルホルダーやフォトフレームはもう大分前から作り続けていますが、私はこれこそは多様性の象徴であると思っています。端ガラス作品に使うガラスの色やメーカーは多種多様にわたります。高いものも安いものもあり、工業用のクリアガラスもあります。フリーハンドで切っているので長さも細さも違います。しかし、それらを繋ぎ合わせた作品の中では皆平等です。優劣はありません。
また、他の人が捨ててしまったガラスを失敬することもあります(最近は地方在住なのでその機会が滅多になくなってしまいましたが…)。爪の先ほどになったガラスさえも欲しいという私を笑う人もいますけど、そうすると普段自分が使わないようなガラスを入手できるので、ますます多様性の幅が広がるのです。
祈祷会を通して、事件の背後には「自分ももしかしたら銃撃されていたかもしれない」と恐怖感を覚えた方が沢山おられたことも知りました。まず何よりも、全ての人が自分や他者を大切にしながら与えられた生命を全うすることができる世界を、人種や国籍や宗教、思想信条、性の傾向など、自分が自分でいることで命が脅かされることのない世界を願い、これからも小さなガラスを活かした作品を作り続けたいと思います。


この事件には私も大きな衝撃を受けました。この祈祷会の中で、私のキャンドルホルダーを使って頂きたいとお願いし、ご快諾頂きました。大きな作品を作った後に出た端ガラスを組み合わせたキャンドルホルダーやフォトフレームはもう大分前から作り続けていますが、私はこれこそは多様性の象徴であると思っています。端ガラス作品に使うガラスの色やメーカーは多種多様にわたります。高いものも安いものもあり、工業用のクリアガラスもあります。フリーハンドで切っているので長さも細さも違います。しかし、それらを繋ぎ合わせた作品の中では皆平等です。優劣はありません。
また、他の人が捨ててしまったガラスを失敬することもあります(最近は地方在住なのでその機会が滅多になくなってしまいましたが…)。爪の先ほどになったガラスさえも欲しいという私を笑う人もいますけど、そうすると普段自分が使わないようなガラスを入手できるので、ますます多様性の幅が広がるのです。
祈祷会を通して、事件の背後には「自分ももしかしたら銃撃されていたかもしれない」と恐怖感を覚えた方が沢山おられたことも知りました。まず何よりも、全ての人が自分や他者を大切にしながら与えられた生命を全うすることができる世界を、人種や国籍や宗教、思想信条、性の傾向など、自分が自分でいることで命が脅かされることのない世界を願い、これからも小さなガラスを活かした作品を作り続けたいと思います。