昨年8月に完成し、9月に発送したカトリックの方からの依頼品。家を新築されるということで、その家庭祭壇に合わせて作りました。3月に無事、取り付けが終わったとのご連絡を頂きましたのでご紹介いたします。画像は依頼者さんから頂いたものです。
2019年の11月にフランシスコ教皇様が来日された際、ご家族で上京し、息子さんを祝福して頂いたそうで、その思い出の場面をステンドグラスにしました。室内窓ということでしたので、光があまり当たらなくても見えるように人物とギリシャ語聖句のみ絵付けして、背景は不透明なガラスで仕上げました。周辺のボーダー部分は、色々なテクスチャーのクリアガラスを使いました。
ギリシャ語はルカによる福音書2章22-38節、「神殿で捧げられる」箇所です。連れ合いに直接ガラスへ書いてもらいました。四つ角の小さい図柄はコパー技法で作ったものを鉛桟で組み込みました。左上から時計回りに聖家族、ロザリオを持つ手、二羽の家鳩のヒナ、東京カテドラル、で背景の色は紫・白・赤・緑の典礼色です。パパ様が首から下げているクロスと、ロザリオのクロスはどちらもドン・ボスコの通販で購入したものを後付けしました。パパ様の方のは、実際に使ってらっしゃるものの公認レプリカだそうです。東京へ行った時には必ずといって良い程四谷へ寄るのですが、コロナ禍になってからはメダイとか御絵が欲しくても全然そういうお店に行けず…。
また、平常時なら旅行がてら自分でお届けに上がり、取り付け作業に立ち会ってモデルになった方にもご挨拶したいところだったのですが、このようなご時世なので美術品配送サービスというものを初めて利用しました。エアキャップと段ボールと木の板でぐるぐるに梱包して…無事に届いたとご連絡を頂いた時は、本当にホッとしました!
ご家族の大切な思い出を形にするお手伝いができて、私自身も深い喜びに包まれながら制作ができました。このような機会を頂けたことを心から感謝しております。
2019年の11月にフランシスコ教皇様が来日された際、ご家族で上京し、息子さんを祝福して頂いたそうで、その思い出の場面をステンドグラスにしました。室内窓ということでしたので、光があまり当たらなくても見えるように人物とギリシャ語聖句のみ絵付けして、背景は不透明なガラスで仕上げました。周辺のボーダー部分は、色々なテクスチャーのクリアガラスを使いました。
ギリシャ語はルカによる福音書2章22-38節、「神殿で捧げられる」箇所です。連れ合いに直接ガラスへ書いてもらいました。四つ角の小さい図柄はコパー技法で作ったものを鉛桟で組み込みました。左上から時計回りに聖家族、ロザリオを持つ手、二羽の家鳩のヒナ、東京カテドラル、で背景の色は紫・白・赤・緑の典礼色です。パパ様が首から下げているクロスと、ロザリオのクロスはどちらもドン・ボスコの通販で購入したものを後付けしました。パパ様の方のは、実際に使ってらっしゃるものの公認レプリカだそうです。東京へ行った時には必ずといって良い程四谷へ寄るのですが、コロナ禍になってからはメダイとか御絵が欲しくても全然そういうお店に行けず…。
また、平常時なら旅行がてら自分でお届けに上がり、取り付け作業に立ち会ってモデルになった方にもご挨拶したいところだったのですが、このようなご時世なので美術品配送サービスというものを初めて利用しました。エアキャップと段ボールと木の板でぐるぐるに梱包して…無事に届いたとご連絡を頂いた時は、本当にホッとしました!
ご家族の大切な思い出を形にするお手伝いができて、私自身も深い喜びに包まれながら制作ができました。このような機会を頂けたことを心から感謝しております。