Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

3/26~3/30・震災支援ボランティア

2012-04-18 12:44:10 | 教会関係
ブログに書くのが遅くなりましたが、展覧会最終日の翌3/26から30日まで、また仙台方面へ震災支援ボランティアに行って来ました。

ボランティアは今回で3回目になりますが、今回はずっと仙台でのワーク。最初と最後の日はほぼ移動なので、ワークは実質3日間ということになるのですが、3日間とも同じお家にお邪魔させていただきました。

仙台はもう大分瓦礫が片付いているので、作業は畑での石拾いや地ならし等が中心でした。まややたちはビニールハウス作りのお手伝い。

家主さんが一生懸命教えてくれるのですがビニールハウスの鉄骨にビニールシートを張るのはなかなか難しく、何度もやり直しやり直し、2日間頑張ったのですが結局終わらず・・・しかし、家主さんの「こりゃ、居残りだな」という笑顔に、今回も参加して良かったと心から思うと同時に、「本気で居残りしたい!つまりはまたボランティアに来たい!」という思いでいっぱいになりました。

そして今回も共にワークをする仲間にも恵まれ、多くの良き出会いを与えられました。しかし同時に、まだまだ復興が進んでいない他地域のことも聞き、胸の痛む思いでもありました。

ボランティアに参加するようになってから、旧約聖書の箴言3章27-28節を、深く心に留めるようになりました。

「施すべき相手に善行を拒むな/あなたの手にその力があるなら。出直してくれ、明日あげよう、と友に言うな/あなたが今持っているなら。」

今までの自分はどちらかというと人間の罪の部分にばかり目を向けることが多くて、さらには、つい自己中心的になってしまいがちな人間の普遍的な性質を、善行をしない言い訳のようにしているところがあったように思います。確かに人間は罪ある存在かもしれません。しかしそのような人間にも尚、神様は隣人を愛するようにと語りかけておられるのです。ルカによる福音書のあまりにも有名な「善きサマリア人」の話も、「愛」を実際の行動で示した人の話が語られ、最後には「行ってあなたも同じようにしなさい」と言われています。勿論、一人一人ができることは小さなものかもしれませんし、時には自分が善だと思ってやったことが相手のためにならないこともあるかもしれません。しかし、それを恐れて何もしなければ何も始まりません。それぞれが自分のできる限りのことを、勇気を持ってなしていかなければと思います。

ちなみにうちの教会の青年会でも、今年は震災支援のために何かできることを探そうということになりました。まだ具体的にどのようなことをするかは決まっていませんが、引き続き祈りを合わせていきたいと思います。
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