師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

わらじを編むひと

2012年08月24日 | 天意の実践

『駕籠に乗る人 担ぐ人 そのまた草鞋を作る人』

何かの本に載っていたことばなのだが、それを聞いた瞬間、

「私は、草鞋を編もう。」

と、決心されたそうだ。それも、随分若いうちに。

そして、40年近くたった今でも、草鞋を編み続けている。

誰かのために、お手伝いをし続けている。

今では、若手におまかせしてもいい年齢だと思うのだが、

そうご自身が決め、もうご本人は忘れているのかもしれない。

なにかあれば、先頭に立ってひとのお世話をしている。

基本、お世話をすることが好きなのだ。

もうすぐ、退職だそうだが、退職をされても、社会と関わり続ける。

いや、就職する以前の主婦の時から、社会と深く関わっていた。

そんなS先生だからこそ、教わることは多い。

自分を大事にし、周囲を大事にしていれば、まわりまわって、

自然と自分を大事にできる智慧が授かる。

そういう、智慧を持たれているからこそ、誰かのために

お役にたてる。

そうして、ひとはつながっていくのだ。

つながっているから、助けられ、助け合える。

つながりなどということばに限定されない見えない力の

本質とは、案外こういう簡単なものなのだ。

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