世の中には、感情を大事にすること
とするが、本当にそうだろうか
感情のままにふるまうことが、自然で、素直なのだろうか
悲しみの感情をふりまき、怒りの感情をぶつけ、
それで癒されると言うものではない
悲しみは、悲しみであり
怒りは怒り
それだけ
そして、そのマイナスエネルギーは浄化し、取り除かないで
いれば、あなたの中に留まり、いつまでも浄化されることなく
あなたの中に、あなたの周囲に降り積もる
だから時々、その感情があなたを揺さぶる
あなたは揺り戻され、その瞬間に包まれる
その瞬間の自分にまた、戻ってしまう
あなたは前進しているはずなのに、
感情や記憶が時に、あなたを苛む
どのようなことであれ、
これら、マイナスエネルギーは、どこにでも存在しているから
注意をはらう以上に自分を護ることができる最強は、
笑っていること
ただ、ただ笑っていること
あなたが微笑んでいれば、それでいい
ありがとうございました。
かつて、魑魅魍魎に遭遇したとき、不動明王さまのお姿
をかいまみた。
そのお姿に魑魅魍魎は逃げ去り消失した。
その時の明王さまのご尊顔は、観音様の慈悲の御顔。
大悪笑面であられた。
お寺におさめられている憤怒の形相ではなく、
満面の笑顔であられた。
笑いはあくをも打ち倒す。そのことを体感した瞬間だった
ことを思い出す。
魂磨きに用いられる鏡。そこに写るのは自分自身。
今の自分。だから、そこに写すのは、ただ、ただ、
笑顔の自分。
それだけでいいのだ。