常に評価に揺らぐ世界を生きると、正しいか、正しくないかの状態に
さらされて生きていくことになる。
これは正しい。正しくない。
あなたは正しい。正しくない。
自分は正しい。正しくない。
けれどもそうやって二分された二つのものしか選択の無い世界で
息切れを起こしてしまう。もう息切れした世界になっている。
二つに分かれれば、分かれるほどに。
矛盾だらけで機能不全に陥ってしまう。
二つしか選択がないことで、機能不全になっている。
自分は正しいことに執着しすぎて、あなたは恐れる。
あなたの世界を恐怖で満たしている。
恐怖からは恐怖しか生まれない。
それを選ぶがゆえに、その世界でしか生きられないと思う。
それがあなたならば、あなた本来であれば、それは正しい。
たた、あなたと同じではない人々が多いだけのこと。
常に正しい人々が多いとは限らない。
極小であればあるほど、
恐怖に根差せば根差すほどに、
世界は狭まる。
そのようなひとはそう、人は多くはないしならないのだ。
あなたの正しいに絶望しても、あなたは正しいを選んで生きている。
愛ある人は正しいだけで生きているわけではない。
