師匠「運命ってのはね、網の目なんだ。網目を想像してご覧よ。
ひとつの線を選択して進めば、進むほど、
その先の未来への結び目ってのは、とてつもない数字になる
んだよ。」
ずいぶん昔に聞かされて、このブログでも話してきた内容なのだが、
この運命の網の目の進み方をひとつ、まちがえると、その先は、
右への選択と左への選択で、離れていき、右と左では、その行き先
が随分遠いものになってしまう。
選択は自由なのだが、自由度が大きいが故に、
よく考えずに選択をすると、
こんなはずではなかったと思うような網目をたどることになる。
一度間違えたなら、もとへは引き返せないから、先へ進むしかない。
その選び方も、こころを正しく扱い、選ばなければ、
さらに道からはずれてしまう。
神への道からはずれることを意味しているのが『罰』であるなら、
早くに神への道からはずれたことに気づけば、
そんなに離れていないうちに、近くのもとの道へ迂回しただけで、
戻れるかもしれないが、
大きく外れると、さらに迷い、
もとの道がたどるところへは、たどりつかない。
神から離れるとは、自分自身から離れたことだ。
自分自身を大事に扱うことも選択のひとつなのだ。
そして、自分が望まないことは考えたりせず、
そのことによって、カラダが悲鳴をあげるような選択もせず、
「イノチは一生ものなのだから大事にすれば一生使えるよ。(笑)」
By師匠
大切に取り扱いたいものだ。
ところで、自分の道を正しくとらえ、決意していれば、
実は道は一本しかない。
自分というものを信じた道というものは、
その道以外は存在しないのだ。