師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

迂回路、回避

2010年11月09日 | 天意の実践

師匠「運命ってのはね、網の目なんだ。網目を想像してご覧よ。

   ひとつの線を選択して進めば、進むほど、

   その先の未来への結び目ってのは、とてつもない数字になる

   んだよ。」

ずいぶん昔に聞かされて、このブログでも話してきた内容なのだが、

この運命の網の目の進み方をひとつ、まちがえると、その先は、

右への選択と左への選択で、離れていき、右と左では、その行き先

が随分遠いものになってしまう。

選択は自由なのだが、自由度が大きいが故に、

よく考えずに選択をすると、

こんなはずではなかったと思うような網目をたどることになる。

一度間違えたなら、もとへは引き返せないから、先へ進むしかない。

その選び方も、こころを正しく扱い、選ばなければ、

さらに道からはずれてしまう。

神への道からはずれることを意味しているのが『罰』であるなら、

早くに神への道からはずれたことに気づけば、

そんなに離れていないうちに、近くのもとの道へ迂回しただけで、

戻れるかもしれないが、

大きく外れると、さらに迷い、

もとの道がたどるところへは、たどりつかない。

神から離れるとは、自分自身から離れたことだ。

自分自身を大事に扱うことも選択のひとつなのだ。

そして、自分が望まないことは考えたりせず、

そのことによって、カラダが悲鳴をあげるような選択もせず、

「イノチは一生ものなのだから大事にすれば一生使えるよ。(笑)」

                         By師匠

大切に取り扱いたいものだ。

ところで、自分の道を正しくとらえ、決意していれば、

実は道は一本しかない。

自分というものを信じた道というものは、

その道以外は存在しないのだ。

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