アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

リンドウ - お盆のお墓参り

2020-08-12 18:21:54 | みんなの花図鑑
きょうは リンドウの花もってお盆のお墓参りです。


我が家は 「お東さん」(東本願寺、真宗大谷派)なので、 お墓というより ストゥーパ(仏塔)的な役割を担うものとして 墓石にも「○○家の墓」ではなく 「南無阿弥陀仏」を刻んでいます。




とはいえ、普通のお墓のように、 父と母が眠っていると考え、お参りしています。




お盆には リンドウ がいちばん喜んでもらえるかな、と (^^ゞ




日本で一番初めに 火葬された天皇は 持統天皇です。仏教の教えによるものです。 それまでの天皇は土葬でした。持統天皇以後も 土葬された天皇は数多くいます。 現代の私たちからすると、 衛生面から言っても「葬る」の通念から言っても、火葬が当たり前のように思いますが、昔は技術的に火葬は難しかったので 土葬が埋葬することでした。
キリスト教やイスラームでも(生き返るために)土葬が多いと言われてます。何だか 火葬は 罪人を地獄に落とす埋葬方法みたいに言われてるとか。
一方、ヒンドゥーでは火葬が一般的で、これは 亡くなった後も体内に留まっている霊魂を火の力で肉体から解放させるという考えからだそうです。




リンドウの受粉システムは キキョウとよく似ていると言われます。 雄性先熟で 開花初期の段階では おしべが 中心の雌しべを隠すように囲んでいます。 キキョウのばあいは 雌しべの花柱が伸長するとき 花柱の外表皮に 雄しべの花粉をこすりつけますが、 リンドウのばあいは そこまで手が込んでいないようです。




おしべが中央に集まって 一定期間花粉を放出すると、おしべは 花弁のほうに倒れかかって、中から めしべが顔を出します。雌しべの柱頭が2裂し受粉態勢に入ります。



アロー橋の見える風景

2020-08-12 09:35:26 | みんなの花図鑑
「アロー橋」というのは造語で、本当は 「豊田アローズ・ブリッジ(Arrows bridge)」(以下簡単にアロー橋)が実際にある橋の名です。第2東名(E1A)を東京方面から走ってきて岡崎の山を抜けると、 矢作川を斜めに横断しますが、ここにかかっている大きな橋が アロー橋 です。

ルドベキア

最初は 畑からアローブリッジを見上げます。
アロー橋は 2001年に着工、愛知万博の2005年供用開始しています。 他では見られないユニークなデザインの橋で、2004年度土木学会田中賞(作品部門)を受賞しているそうです。



アルファベットの「A」の字をしているから 「Arrow」かと勝手に思ってましたが・・・ どうも 違う意味があるようです(のちほど)。



このルドベキアは いわゆるルドベキア・タカオでしょうか?



長芋?

畑のルドベキアの隣にあった ナガイモ(かな?) です。 橋は入ってませんが、 空に伸びたツルが面白い格好をしていたので。



花らしきものは咲いてませんでした。



ルリヤナギ

別の畑には とても背の高いルリヤナギが植えてありました。



2mくらいあります。 畑の土質が砂質なので、 育ちやすい植物があるのかな?



キクイモ

畑に植わってたから キクイモ かと思いましたが・・・



キクイモモドキ だって畑に植わってますよね
見分け方があったら教えてください ^^




サルスベリ

最後は サルスベリの花です。



花は終わって 果実ができています。



果実になったばかりの花後で、萼の内側に クエスチョンマークみたいな枯れた器官があります。こんなの初めて見ましたが、 柱頭の名残りでしょうか??

さて、橋の名「アローズブリッジ」は一般公募で決まったそうで、名前の由来みたいなものについてはハッキリしてません。 私自身は橋のかたちを見てAの字の形をしてるからかなと思ってましたが、この写真を撮ってて ふと 別の由来を考え付きました。
この橋は 矢作(やはぎ)川にかかっています。
やはぎの「矢」を英語で言うと・・・
そう、「アロー Arrow」 です、よ、ね (^_-)-☆