アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

カワラマツバ - 河原にて2

2020-08-13 23:27:21 | みんなの花図鑑
<日照りの夏は 河原を歩き>シリーズ第2回は カワラマツバ。


カワラマツバ(河原松葉)の名は、「河原に生え、葉が松葉のようであることから」(三河植物観察「カワラマツバ」)




アカネ科ヤエムグラの仲間です。




茎はヤエムグラ属には珍しく、断面が円形、直立する。葉は長さ2~3㎝の線形で、2個が対生し、同形の托葉がつき、6~10個の輪生となる(ヤエムグラ属の特徴)。(同上)




花冠は直径約2㎜、白色、4裂し、基部から平開する。花冠の下に2球を接したような丸い子房がある。(同上)




花冠の下に2球を接したような丸い子房がある。(同上)




花弁は4枚、雄しべも4本であるが、花弁数5のものも混じる。(植物雑学事典「カワラマツバ」)



カワラナデシコ - 河原にて

2020-08-13 19:43:12 | みんなの花図鑑
矢作川へ クズの花目当てで 行ってみましたが、クズはまだ咲いていませんでした。代わりに、河原のシンボルみたいな何種類かの植物に出会えましたので、特集します(^^)/
サブタイトルは <日照りの夏は河原を歩き>です(^O^)


ひとつ目は その名も河原の「カワラナデシコ」。




秋の七草の「なでしこ」は この 「カワラナデシコ」のことだそうです。




花弁が細かく糸状に裂けているのが特徴。舷部(花弁の広い部分)の基部にはひげ状の毛がある。(野に咲く花)(松江の花図鑑「カワラナデシコ」)




萼筒は長さ3〜4cmで、その下に3〜4対の苞がある。雄しべは10個、花柱は2個ある。(同上)





2つの雌しべが 糸のようですが、こういうの どこかで見ましたよね?




そうです! ヤイトバナ(ヘクソカズラ)の花柱(というか花糸みたいなめしべ)にそっくりなのです。




こうしてみると、 10個のおしべ、 すごく大きいですね (^^♪



サッコウフジ - ナツフジ属

2020-08-13 11:24:37 | みんなの花図鑑
このサッコウフジは 私がはじめて出会って名前を覚えた サッコウフジ です。あれから 4年経ちました・・・


場所は さるお屋敷の石垣です。といっても お城ではありませんけど。 (4年前 名前を知りたくて 「みんなの花図鑑」に投稿した時の お屋敷のサッコウフジ




今年もすでに別の場所のサッコウフジを 「源氏物語」の副題を付けて 投稿しています(7月30日)。




その投稿では 「サッコウ(醋甲)とは? でググっても 焼酎の記事しか出てこないのです。」と言ってますが、 もっと前の投稿で、 サッコウ(醋甲) について考察したブログ記事を読んでましたので、再掲します。




「醋甲」の意味は不明であるが字面と花姿を照らしてみれば甲、つまり上部に酉(とり)の鶏冠の様に錯綜して咲く様子を醋甲と当てたのではないだろうか。(FC2ブログ杜の舟「紫夏藤」)




この推測が当たっていれば、一部で「酢甲藤」と記載されているが「酢」の字は当用漢字からの音読の当て字かもしれない。もし食べて見て酸っぱければ別の話しであろうが・・・・・・。(同上)