ゴールデンウィークはまた田植えの週でもあります。
撮影日は5月1日メーデー。この日は、雨がいつまでも降り続き風も出てきました。
トラクターが田起こしをしていると鳥が集まってきます。
コムギ
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Google Lens で検索すると「パンコムギ(上位分類:コムギ)」と言ってくるのですが、普通のコムギ(小麦)ではないかと思います。
もっともwiki 「コムギ」には「コムギ(小麦、英: Wheat)はイネ科コムギ属に属する一年草の植物。一般的にはパンコムギ(学名: Triticum aestivum)を指す」とありますから、パンコムギでいいのかもしれませんが・・・
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かつて『麦と兵隊』という小説がありました。
日中戦争の徐州作戦に参戦した従軍日記で、昭和13年(1938)の出版です。
兵士が戦場から送ったという臨場感と生々しさが反響をよんで、当時140万部という大ベストセラーとなったそうです。
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穂が重くなってきて このところの雨と風で倒れている箇所がありました。
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「……私は死ぬ時には、敵にも味方にも聞えるような声で、大日本帝国万歳と叫ぼうと思った。しかし、生きたい、生きられるだけは生きたい、とそう思うと、又も故国のことが思われて、胸が一ぱいになり、涙が出そうになった。」
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5月3日は憲法記念日。
今は『麦と兵隊』でなくて『麦と憲法』でなくては?と思うのです。
国のために死ぬ時代ではないと思うのです。
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鳥は縄張り争いで鳥同士戦うことがありますが、相手を殺したりはしないですよね
相手を殺すまで戦うのはヒトだけです。
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日本国憲法は国民が主権と謳っています。
軍人、軍隊、武士が国を治めてはならないということです。
「自衛隊を憲法に」と訳の分からないこと言う政治家がいますが、「理念と現実」は別のものであることを理解していません。
憲法は理念であり、自衛隊は現実なのです。
現実は理念に照らして修正されなければならないのです。
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以下、最近感動した言葉
1930年代に日本の将軍や提督、経済学者、ジャーナリストたちは、朝鮮半島と満洲と中国沿岸部の支配権を失えば、日本は経済が停滞する運命にあるということで意見が一致した。だが、彼ら全員が間違っていた。じつは、名高い日本経済の奇跡は、大陸に持っていた領土をすべて失った後に、ようやく始まったのだ。
戦争は断じて不可避ではない。冷戦が平和な形で終わったことからわかるように、人間が正しい決定を下したときには、超大国の争いさえ、平和に解決できる。そのうえ、新たな世界大戦が避けられないと決めてかかるのは、とりわけ危険だ。それは自己成就予言となってしまう。各国は、戦争は避けられないと思い込めば、軍を増強し、果てしない軍拡競争に乗り出し、どんな争いにおいても譲歩を拒み、善意の意思表示は罠にすぎないのではないかと疑う。そうなれば、戦争の勃発は確実になる。
ユヴァル・ノア・ハラリ「人間の愚かさを決して過小評価してはいけない」(東洋経済ONLINE より (文中の強調は引用者))
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アオサギの前後をツバメが忙しそうに飛び回っています。
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撮影日は5月1日メーデー。この日は、雨がいつまでも降り続き風も出てきました。
トラクターが田起こしをしていると鳥が集まってきます。
コムギ
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Google Lens で検索すると「パンコムギ(上位分類:コムギ)」と言ってくるのですが、普通のコムギ(小麦)ではないかと思います。
もっともwiki 「コムギ」には「コムギ(小麦、英: Wheat)はイネ科コムギ属に属する一年草の植物。一般的にはパンコムギ(学名: Triticum aestivum)を指す」とありますから、パンコムギでいいのかもしれませんが・・・
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かつて『麦と兵隊』という小説がありました。
日中戦争の徐州作戦に参戦した従軍日記で、昭和13年(1938)の出版です。
兵士が戦場から送ったという臨場感と生々しさが反響をよんで、当時140万部という大ベストセラーとなったそうです。
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穂が重くなってきて このところの雨と風で倒れている箇所がありました。
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「……私は死ぬ時には、敵にも味方にも聞えるような声で、大日本帝国万歳と叫ぼうと思った。しかし、生きたい、生きられるだけは生きたい、とそう思うと、又も故国のことが思われて、胸が一ぱいになり、涙が出そうになった。」
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5月3日は憲法記念日。
今は『麦と兵隊』でなくて『麦と憲法』でなくては?と思うのです。
国のために死ぬ時代ではないと思うのです。
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鳥は縄張り争いで鳥同士戦うことがありますが、相手を殺したりはしないですよね
相手を殺すまで戦うのはヒトだけです。
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日本国憲法は国民が主権と謳っています。
軍人、軍隊、武士が国を治めてはならないということです。
「自衛隊を憲法に」と訳の分からないこと言う政治家がいますが、「理念と現実」は別のものであることを理解していません。
憲法は理念であり、自衛隊は現実なのです。
現実は理念に照らして修正されなければならないのです。
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以下、最近感動した言葉
1930年代に日本の将軍や提督、経済学者、ジャーナリストたちは、朝鮮半島と満洲と中国沿岸部の支配権を失えば、日本は経済が停滞する運命にあるということで意見が一致した。だが、彼ら全員が間違っていた。じつは、名高い日本経済の奇跡は、大陸に持っていた領土をすべて失った後に、ようやく始まったのだ。
戦争は断じて不可避ではない。冷戦が平和な形で終わったことからわかるように、人間が正しい決定を下したときには、超大国の争いさえ、平和に解決できる。そのうえ、新たな世界大戦が避けられないと決めてかかるのは、とりわけ危険だ。それは自己成就予言となってしまう。各国は、戦争は避けられないと思い込めば、軍を増強し、果てしない軍拡競争に乗り出し、どんな争いにおいても譲歩を拒み、善意の意思表示は罠にすぎないのではないかと疑う。そうなれば、戦争の勃発は確実になる。
ユヴァル・ノア・ハラリ「人間の愚かさを決して過小評価してはいけない」(東洋経済ONLINE より (文中の強調は引用者))
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アオサギの前後をツバメが忙しそうに飛び回っています。
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