アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

センダン - 樹に咲く花19

2022-05-16 06:00:04 | みんなの花図鑑
5月14日、数日前フォロワーの方から早くもセンダンの花がアップされたので、私も慌てて見に行ったらドンピシャでした。

センダン

センダンは矢作川河川敷にわんさかあったのですが、あるとき全部伐採され、現在は私が知ってる近くのセンダンの木のあるところは数か所しかありません。
これは岡崎市と安城市の境で撮ったセンダンです。(近くにもう一本あったのですが切り倒されてしまいました)




センダンは 何科かな? と思ったら、センダン科センダン属でした (´v_v`)





「順応性の高い種であり、原産地のヒマラヤ山麓[注 1]のほか、中国・台湾・朝鮮半島南部および日本などの乾燥した熱帯から温帯域に分布する。」(wiki 「センダン」)
私は 中東シリアのアレッポ城でこの木を見たことがあります(^^ゞ そのときは名前も知らずただ面白い実が生ってるなぁと撮った一枚でしたが・・・

アレッポ松 - アレッポ・シリア




「花期は初夏(5 - 6月頃)で、本年枝の葉腋から花序を出して、淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につける。花序の長さは10 - 20 cm。」(wiki 「センダン」)





センダン

同じセンダンの花ですが、こんどは 安城市のセンダンです。
前のセンダンと比べ、幾分、白が勝っています。




「花弁は(中略)表が白色、裏が薄紫色で、10個ある雄しべは濃紫色をしている。」(同上)




「花は美しさが感じられ、アゲハチョウ類がよく訪れる。なお、南方熊楠が死の直前に「紫の花が見える」と言ったのはセンダンのことだったと言われている。」(同上)











「果実はヒヨドリやカラスなどの鳥が食べに訪れ、種が運ばれて空き地や道端に野生化することもある。しかしサポニンを多く含むため、人や犬が食べると食中毒を起こし、摂取量が多いと死亡する。」(同上)

センダン - 矢作川2018-12-08