アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

エゴノキ - 樹に咲く花25

2022-05-23 06:00:05 | みんなの花図鑑
エゴノキ

エゴノキの学名は Styrax japonica
「北海道~九州・沖縄まで、日本全国の雑木林に多く見られる。」(wiki 「エゴノキ」)




「花期は5月頃、横枝から出た小枝の先端に房状に白い花を下向きに多数つけ、芳香がある。」(同上)




花の見た目が、 同じ時期に咲く卯の花(ウツギ)に似てるように見えます (´∀`)




ただ、近づいて覗き込むと、太い雄しべが10本、束になって付いているさまはむしろナス科のイヌホオズキのほうに似ています。
(調べると、エゴノキ科の上位目は ツツジ目となってます)




花柄が長いのがエゴノキの特徴です。




受粉すると花弁とおしべは脱落し長い花柱が1本残ります。
「昔は若い果実を石鹸と同じように洗浄剤として洗濯などに用いた」(同上)




シダレエゴノキ

エゴノキかといえば、エゴノキの他にはハクウンボクがあるのですが、
エゴノキの花が目についてから探しても ハクウンボクのほうが少し早いようで、私はついぞ ハクウンボクの花を撮ったことがありません。




代わりに、安城デンパークのシダレエゴノキを。




ベニバナエゴノキ

追加で、安城総合運動公園のベニバナエゴノキです。
この画像は昨年の5月5日、雨の中で撮ったものです。




実はこの紅花のエゴノキも切り倒されてしまって、今年はもう見ることができません。




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