アメリカノウゼンカズラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/30/32229d46ea3195906072db1c17df5b74.jpg)
アメリカノウゼンカズラは北米原産の落葉ツル植物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c8/84f1111aea27b9a9860ea082c039a419.jpg)
花序はノウゼンカズラのように長くならず、一カ所に花が集まって咲く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/e6/6785b314616fb73a217af90539273bf2.jpg)
トランペット形、先が5裂する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5a/cb66d106049b580b6f9d59965174ccaa.jpg)
花は小さく、より花筒が長い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/46/7958234a00579ab80bf4816af686740b.jpg)
中心に雌しべの柱頭が2つに割れて開いています。
柱頭の両側に 雄しべの葯が寄り添っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/67/2b73d0fd4c7661192190892602f46a68.jpg)
受粉が終わると、おしべと花筒は落下し、雌しべだけが長い花柱を伸ばしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/eb/a4606fc869753eeb7b1773a58c84ab26.jpg)
これが下に落ちていた 花筒とおしべです。
花筒を開いてみました。
雄しべは左右から2組が伸びて葯の部分で結合しています。
雄しべは 2組4本のように見えますが、それだと 花筒が5裂するのと数が合いません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/cb/b1f52ae8b9aceb9eb4e65acb916d6126.jpg)
実は 第5番目の退化した雄しべがちゃんと花筒の口元に残っています。
アメリカノウゼンカズラの雄しべは元々5個あったものと思われます。
よって アメリカノウゼンカズラの花は 5数性であることが分かります。
ノウゼンカズラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/ca/9245f3fb95dc8e2047868e5811b29223.jpg)
ノウゼンカズラは、中国原産の落葉性つる性木本。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/df/025d31a878b73802c9312e0e385eab27.jpg)
やはり合弁花で、先のほうが5つに分かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/85/9da70f3670c8037f6d6d7c490ab08a55.jpg)
ノウゼンカズラも アメリカノウゼンカズラと構成は全く同じで、花弁と萼は 5つに分かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f3/40438be73043d5b63d04ad34a3cd8ebc.jpg)
雄しべも 一般には「長短合わせて4本」ということになっていますが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e9/6c1abe4bcf83f00aedf5bde948ba6279.jpg)
ただしくは
「もともと雄しべは5本あった。そのうち 1本が退化して(現在は退化の途中)、
雄しべとしての機能を失い、完全な雄しべが4本になった。」(おはなはんの植物観察日誌「ノウゼンカズラの雄しべの数」)
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アメリカノウゼンカズラは北米原産の落葉ツル植物。
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花序はノウゼンカズラのように長くならず、一カ所に花が集まって咲く。
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トランペット形、先が5裂する。
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花は小さく、より花筒が長い。
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中心に雌しべの柱頭が2つに割れて開いています。
柱頭の両側に 雄しべの葯が寄り添っています。
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受粉が終わると、おしべと花筒は落下し、雌しべだけが長い花柱を伸ばしています。
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これが下に落ちていた 花筒とおしべです。
花筒を開いてみました。
雄しべは左右から2組が伸びて葯の部分で結合しています。
雄しべは 2組4本のように見えますが、それだと 花筒が5裂するのと数が合いません。
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実は 第5番目の退化した雄しべがちゃんと花筒の口元に残っています。
アメリカノウゼンカズラの雄しべは元々5個あったものと思われます。
よって アメリカノウゼンカズラの花は 5数性であることが分かります。
ノウゼンカズラ
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ノウゼンカズラは、中国原産の落葉性つる性木本。
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やはり合弁花で、先のほうが5つに分かれています。
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ノウゼンカズラも アメリカノウゼンカズラと構成は全く同じで、花弁と萼は 5つに分かれています。
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雄しべも 一般には「長短合わせて4本」ということになっていますが・・・
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ただしくは
「もともと雄しべは5本あった。そのうち 1本が退化して(現在は退化の途中)、
雄しべとしての機能を失い、完全な雄しべが4本になった。」(おはなはんの植物観察日誌「ノウゼンカズラの雄しべの数」)
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