まず、きのうと同じヒルガオ科のイポメア属(=サツマイモ属)より。
きのうは、イポメア属(Ipomoea)という名は「つるが絡み付いてよじ登る様子を芋虫に例えた」ものですから、属名を和名にするとき絡みついてよじ登らないサツマイモの名を当てるのはあまりふさわしくないのでは?ということをお話ししました。
ということで、極論すれば「サツマイモ属」ではなく「アサガオ属」くらいのほうが当たっている気がします。
第一、アサガオの花ならしょっちゅう見ることが出来ますが、サツマイモの花ってあまり見ないですよね (´∀`)
ノアサガオ
別名 宿根アサガオ、琉球アサガオ、イリオモテアサガオ、オーシャンブルーなど
葉はハート形なのが特徴です。
Ipomoea indica
種小名の indica は「インドの」の意。
子供のころ、夏休みの宿題で観察した一年草のアサガオと比べて格段に強健で、10数mもつるを伸ばします。
雄しべは5本、雌しべは1本です。
長さは 雌しべが一番長いようです。
アメリカアサガオ
学名は Ipomoea hederacea
種小名の hederacea は 「Hedera(キヅタ)に似た」という意味。
「日本には1950年ころから帰化し、各地で見られるようになったとされている。アサガオとの交配も可能。」(三河の植物観察)
雄しべは5本、雌しべは1本、これは先のノアサガオと同じです。
長さは 雌しべが一番短いようです。
以上、ヒルガオ科のイポメア属(サツマイモ属)より6種類シベの観察をしてきましたが、最後にヒルガオ科でもシベの異なるヒルガオ属をひとつ。
ヒルガオ
ヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属のつる性植物。
学名は Calystegia pubescens
属名の「Calystegia」は、ギリシャ語の「calyx(萼)+stege(蓋)」が語源です。 2枚の大きな苞葉が萼を覆っていることに由来します。
種小名の pubescens は「細軟毛のある」という意味らしいです。
(ちなみに pubicalyx は 「萼に細軟毛の」という意味のようです)
「雄しべは5本、花冠の上につき、やくは外向きで縦に裂ける。」(国立科学博物館・野の植物100選・夏の植物「ヒルガオ」)
「雌しべが雄しべより高くのびる長花柱花と、雄しべと同じ高さになる等花柱花があり、
花柱の先にはこぶだらけの2つに裂けた柱頭があるというのも重要な特徴だ。」(国立科学博物館・野の植物100選・夏の植物「ヒルガオ」)
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きのうは、イポメア属(Ipomoea)という名は「つるが絡み付いてよじ登る様子を芋虫に例えた」ものですから、属名を和名にするとき絡みついてよじ登らないサツマイモの名を当てるのはあまりふさわしくないのでは?ということをお話ししました。
ということで、極論すれば「サツマイモ属」ではなく「アサガオ属」くらいのほうが当たっている気がします。
第一、アサガオの花ならしょっちゅう見ることが出来ますが、サツマイモの花ってあまり見ないですよね (´∀`)
ノアサガオ
別名 宿根アサガオ、琉球アサガオ、イリオモテアサガオ、オーシャンブルーなど
葉はハート形なのが特徴です。
Ipomoea indica
種小名の indica は「インドの」の意。
子供のころ、夏休みの宿題で観察した一年草のアサガオと比べて格段に強健で、10数mもつるを伸ばします。
雄しべは5本、雌しべは1本です。
長さは 雌しべが一番長いようです。
アメリカアサガオ
学名は Ipomoea hederacea
種小名の hederacea は 「Hedera(キヅタ)に似た」という意味。
「日本には1950年ころから帰化し、各地で見られるようになったとされている。アサガオとの交配も可能。」(三河の植物観察)
雄しべは5本、雌しべは1本、これは先のノアサガオと同じです。
長さは 雌しべが一番短いようです。
以上、ヒルガオ科のイポメア属(サツマイモ属)より6種類シベの観察をしてきましたが、最後にヒルガオ科でもシベの異なるヒルガオ属をひとつ。
ヒルガオ
ヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属のつる性植物。
学名は Calystegia pubescens
属名の「Calystegia」は、ギリシャ語の「calyx(萼)+stege(蓋)」が語源です。 2枚の大きな苞葉が萼を覆っていることに由来します。
種小名の pubescens は「細軟毛のある」という意味らしいです。
(ちなみに pubicalyx は 「萼に細軟毛の」という意味のようです)
「雄しべは5本、花冠の上につき、やくは外向きで縦に裂ける。」(国立科学博物館・野の植物100選・夏の植物「ヒルガオ」)
「雌しべが雄しべより高くのびる長花柱花と、雄しべと同じ高さになる等花柱花があり、
花柱の先にはこぶだらけの2つに裂けた柱頭があるというのも重要な特徴だ。」(国立科学博物館・野の植物100選・夏の植物「ヒルガオ」)
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