![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/7d/11aea24ed88117fc1a26483ee4563aca.jpg)
ソシンロウバイ(素心蝋梅)の花が咲きだしました。
が、今年はちょっと変です!
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こんな風に、まだ緑の葉がいっぱい枝に付いたままなのです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/a0/06dff2c9cd3b0e2e20f893ac75b99337.jpg)
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こういう画像を見ると、蝋梅の名は、花びらが半透明でつやがあり、蜜蝋のような質感があることから、という説がいちばんしっくりきます。
以下、毎度おなじみの ロウバイの雄しべと雌しべの話です。
ロウバイの雄しべ、めしべは活動期がちがって、はじめは めしべが活動します。
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上の画像で中心にある糸くずのような器官が雌しべです。
めしべ活動期には 雄しべは横たわっています。
この状態を「おしべが開いている」と勘違いされてる方がおられますが、開いているのではなく待機しているのです。それが証拠に、おしべの葯(花粉の入った器官)は花粉放出面(モアイ像に例えるとモアイの顔の面)は花弁のほうを向いて突っ伏しているのであります(´v_v`)
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おしべの状態模式図1
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めしべ活動期が終わるころ、雄しべが起き上がり、受粉の終わった雌しべをガードするように取り巻きます。その後、葯(モアイ像の顔に当たる部分)をから花粉を放出しはじめます。
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おしべの状態模式図2
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a4/51386f010bbfb074ffadae46f1bc16e2.jpg)
おしべも最後は雌しべを絞り込むようにして萎れていきます。
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