アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ホトトギス - 西尾市憩の農園

2019-11-04 10:54:08 | みんなの花図鑑

ホトトギスの名の由来は花被片の模様が同じ名前の鳥の胸から腹にかけての模様に似ているからだそうだ。





花弁が6枚あるように見えますが、実際は 3枚の外被片(萼片)と3枚の内被片(花弁)で構成されているそうです。萼片と花弁まとめて 花被片6枚 ということです。





属名のTricyrtis(トリルキルティス)は「3つの距」という意味で、花の基部に3つの距ができるところから付けられました。距(きょ)とは花びらやがくが変化した突起状の部分で中は空洞になっており、主に花の後ろ側にできます。(ヤサシイエンゲイ「ホトトギス」)






6本の雄しべ、1本の雌しべで構成されています。
黑っぽいラグビーボールを小さくしたようなのが 雄しべの葯。もう役割を終えたのでしょう、黒くなっています。





雌しべは、柱頭が3つに分かれさらに先端が2つに分かれていて、表面には水滴のような粒がたくさん付いています。





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