アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

タブノキ、クスノキ - クスノキ科

2020-06-01 17:51:18 | みんなの花図鑑
クスノキ科の 5月に咲く花も アップで見てみると 「ホォー、 こんな花だったんだ」とけっこう面白いですよ。 ところが、花は小さすぎて 私の技術と資材では よく分かる画像がゲットできません。
もう少し、もう少し良いのが撮れたら、と保留するうちに、とうとう5月も終わってしまいました。 残念無念! よーし、来年こそは ☆(^_-)-☆-

タブノキ

それでも、 タブノキのほうは 比較的大きいので、 多少なりとも花のイメージの解る絵が撮れました (←個人の感想です^^)




タブノキ(椨の木) とは 朝鮮語で丸木舟を作る木の意味から。 (そらいろネット > 身近な植物図鑑 > 04月 > クスノキ科 > タブノキ)




昔、朝鮮半島から日本に渡来した船材はタブノキだったそうです。クスノキ同様、とても利用価値の高い木材です。(同上)




枝先から新葉と一緒に円錐花序に黄緑色の小さな花をつけます。花被は深く6裂します。(同上)




公園や神社などに植栽されます。建築材、家具材、彫刻材などに利用されます。老木の材は、木目が巻雲のような模様になりタマグスと呼ばれ珍重されます。(同上)




花は、花被片3×2・雄しべ3×3・仮雄しべ3・雌しべ1で構成される。オレンジ色の蜜腺9個のうち、雌しべを取り巻く小さな3つは仮雄しべ(花粉をつける機能を失った雄しべ)、やや大きな6つは、雄しべの基部から一対の枝が出て、その先が蜜腺となっている。(福原のページ「タブノキ(クスノキ科)」)




クスノキ

これだけ ずっとまえ コンデジで撮ったものです。 (2016-5-12 撮影)




(2020-5-22 撮影)

クスノキの花はタブノキよりも遥かに小さいため観察しにくい。(続・樹の散歩道 「クスノキ科の花はよくわからなーい!!」 )




 花被片6
 雌しべ1
 雄しべ9
 腺体6
 仮雄しべ3
(同上)



小さな黄緑色の花をまばらにつける。花は放射相称、花被は筒形で上部はふつう6裂する。花被片は長さ約1.5mm、花のあと脱落し、杯形の筒部だけ残る。雄しべは9個。ふつう3個ずつ3輪に並び、内側には退化した仮雄しべが3個ある。(松江の花図鑑「クスノキ(樹に咲く花)より」)




もっとも内側の雄しべの基部の両側には黄色の腺体がある。葯は4室。花柱は細く、柱頭は盤状に肥大する。(同上)
(2020-5-18 撮影)


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
クスノキ (カンサン)
2020-06-01 19:28:00
アブリルさんへ、クスノキは古木で多く見られますね。
関西のお寺でも、古木がクスノキというところは多いです。〇〇の大クスと言った古木が各地にありますね。
返信する
Re: カンサンさん^^ (アブリル)
2020-06-01 20:55:45
カンサンさん、こんばんは~
そうですね、クスノキというとひとりでは抱えきれないですね。にもかかわらず、花はとても小さく、カメラ撮り泣かせです (´∀`)
でも、いい匂いがするから イイか~~
ネズミモチの花も一つひとつは小っちゃくて苦労します。けどやっぱりいい匂いがしますね
返信する

コメントを投稿