ススキとオギとヨシ(葦)は同じイネ科のよく似た植物です。
第1回は ススキの特徴を観察します。
ススキ
まずは家の近くの小河川のススキです。ずいぶん赤い穂ですが、これもススキです。穂の色では区別できません。
ススキはこのように株立ちします。
♪ 俺は「河原の枯れススキ」という唄がありますが、そこで歌われているススキの半数以上はススキではなくオギの間違いでしょう(^^♪ (オギは明日取り上げます)
小穂(ひとつの粒のこと)からもみ殻のようなものがぶら下がっています。これが雄しべの葯です。
あと、小穂から濃い赤紫のブラシ状の器官が伸びています。これが雌しべの柱頭です。
穂から細かい毛が伸びています。細かい毛の他に、固そうな針状の毛が伸びています。これを 芒(のぎ)といいます。
花後の穂を見ると 芒(のぎ)がよく分かります。この芒はススキにはありますが、よく似たオギには付いていません。
ススキのことを漢字で「芒」と書くのもそのためかもしれません。
ススキに芒(のぎ)あり、オギに芒(のぎ)なし
以下、安城デンパークのグラス・ウォークで見た3種類のススキです。
ラベルがないので 品種は判りませんが、芒(のぎ)が付いていることをご確認ください!(^^)!
ススキ
ススキ
ススキ
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第1回は ススキの特徴を観察します。
ススキ
まずは家の近くの小河川のススキです。ずいぶん赤い穂ですが、これもススキです。穂の色では区別できません。
ススキはこのように株立ちします。
♪ 俺は「河原の枯れススキ」という唄がありますが、そこで歌われているススキの半数以上はススキではなくオギの間違いでしょう(^^♪ (オギは明日取り上げます)
小穂(ひとつの粒のこと)からもみ殻のようなものがぶら下がっています。これが雄しべの葯です。
あと、小穂から濃い赤紫のブラシ状の器官が伸びています。これが雌しべの柱頭です。
穂から細かい毛が伸びています。細かい毛の他に、固そうな針状の毛が伸びています。これを 芒(のぎ)といいます。
花後の穂を見ると 芒(のぎ)がよく分かります。この芒はススキにはありますが、よく似たオギには付いていません。
ススキのことを漢字で「芒」と書くのもそのためかもしれません。
ススキに芒(のぎ)あり、オギに芒(のぎ)なし
以下、安城デンパークのグラス・ウォークで見た3種類のススキです。
ラベルがないので 品種は判りませんが、芒(のぎ)が付いていることをご確認ください!(^^)!
ススキ
ススキ
ススキ
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オギロードが無くなったのはやはり護岸工事のせいですか?
そういえば、河川敷のクズは 今年はどうでしたか?
こちら矢作川では今年クズの花にはお目にかかれませんでした。長い夏が異常に暑かったせいだと思います。
それとは別に河川敷の雑木林が全部伐採されたおかげで、ヤナギの木が無くなり、センニンソウも、ツルウメモドキもなくなってしまいました。
でも対岸(左岸)の河川敷は工事の余波を受けてなくて、
こちらではオギがまだぬくぬくと綿毛を膨らませています。明日はオギを取り上げます(^^♪
今年も、オギにノギなし、ススキにノギありの季節がやってきましたね!
去年は私もずいぶんオギに投稿を助けてもらいました。
今年は宇治川オギロード(なつみかん命名)がなくなったので、池の畔など地道に観察したいと思います。
トップのお写真、今は無きオギロードの光景に似ているので、ちょっと切なくなりました・・・