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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ムラサキナツフジとサッコウフジ

2023-09-19 16:00:00 | みんなの花図鑑
見出し画像は サッコウフジ。
サッコウフジによく似た藤に ムラサキナツフジがあります。どうちがうのでしょうか?

ムラサキナツフジ

ムラサキナツフジの学名は Callerya reticulata
マメ科カレルヤ属となっています。






三河の植物観察によるとムラサキナツフジは「中国、ベトナム原産」



同記事によるとムラサキナツフジの別名が「サクコウ(醋甲)、サッコウフジ(醋甲藤)」とあります。




つまり、ムラサキナツフジとサッコウフジは同じものということになります。




別のブログ記事にも同じ別名を掲げ 「「サツマサッコウフジ(薩摩醋甲藤)」というのがあって、これは葉が丸い葉なのだそうです。さらに「タイワンサッコウフジ」はこれは逆に葉が細長いそうで・・・」(Amebaブログ「樹の花と実 106(ムラサキナツフジ)」)との記載がありました。







サッコウフジ

園芸植物・育て方と花の写真「サッコウフジ」によると 学名は Millettia reticulata
マメ科ナツフジ属となっています。
属名は違いますが、種小名は ムラサキナツフジと同じです。



「原産地は台湾~中国南部」 (同上記事より)



「園芸店やホームセンターなどでは台湾サッコウフジという名前で出ていましたが、サツマサッコウフジとも呼ばれます。」(同上記事より)



「特に、紫の花が咲く品種はムラサキナツフジとも呼ばれます。」(同上記事より)


【カレルヤ属とナツフジ属について】
ここに参考になる記載があります。
「(オオマメノキについて)本種は「ナツフジ属 Millettia属」に分類されていたが、ほかの18種とともに、1994年にカレルヤ属(Callerya)に分類し直された。
円錐花序の形や 雄しべの形態の違いによるようだ。」




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