アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

タニワタリノキ・モッコク・シマトネリコ - 忘れそうなので

2020-07-14 12:04:25 | みんなの花図鑑
7月ももう半分終わりました! 散歩で出会い、写真は撮るのだけど、つい没になってしまう木の花を 今年は忘れないうちに載せておきます (´∀`)
何の関連もありませんけど。

タニワタリノキ

園芸センターでこの花を見たときは へぇ~ って思ったけど、 九州南部~中国~インドシナ半島に自生する木なんですね




単に「頭状花序」と言ってはすまされない球体の花序。 画像検索すると 「人工衛星」なんてタグも出てきますよ (^^)/




科を調べたら、「アカネ科」となってます。 アカネ科といえば、 クチナシ、それを小さくしたハクチョウゲなどがそう。 あとアカネ科と言えば、 花壇のペンタス、 野草のヤエムグラ、それにあのヤイトバナ(ヘクソカズラのこと)。 これらと タニワタリノキがどういう共通性があるのか?? う~ん、分からない。




花後は「人工衛星」のほうがあってます(^_-)-☆

ところで 「タニワタリノキ」で画像検索すると、 下のような画像が出てきます。

これをみて、 すべて 「タニワタリノキ」の画像かと思ったら、ところどころ 「アメリカタニワタリノキ」ってありますよね
アメリカタニワタリノキってどんなのでしたっけ? タニワタリノキとどこが違うんでしたっけ??
ちょっと調べると、
花筒が伸びて球体の花序を作ってるところは同じなんだけど、 この花筒の先が花弁のように開いているんですが ここが 4つに分かれてるのが「タニワタリ」、5つに裂けていたら「アメリカタニワタリ」ということでした。
wikiには 「アメリカタニワタリノキ」という記述はなく、 代わりにこんな注意書きがありました:
「同じアカネ科タニワタリノキ連に属し園芸植物として知られるアメリカヤマタマガサ(Cephalanthus occidentalis; 通称: セファランサス)も「タニワタリノキ」の名で流通し混同されていることがあるが、北アメリカ原産で Adina pilulifera と異なり耐寒性を有しており、また形態的にもタニワタリノキの花が5裂であるのに対しアメリカヤマタマガサは4裂であるなど全くの別物である」






モッコク

モッコクというのは ツバキ科の木です。



秋に 赤い実をつけると気づきますが、 花はあまり目立たないです。



せっかく見つけたので、アップの写真を一枚。

(それだけ? タニワタリノキとコメントの量がずいぶん違いますねぇ (´v_v`))







シマトネリコ

シマトネリコがこのように真っ白な花を付けてたのは 少し前でしたけど。



白い花は トウネズミモチの花とよく似ています。 それもそのはず、両方とも モクセイ科。 果実も ネズミの糞みたいな。。。
ごめんなさい↑ 間違えてました m(_ _)m
シマトネリコの果実は 翅果(しか) といって、果皮の一部が羽のように発達して、風により飛散する果実でした (ToT)



近づいてみると、 雄しべの葯がオレンジ色です。 これが シマトネリコの花の特徴のようです。











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