アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

コゴメヤナギ - 雌花と柳絮

2020-04-23 17:27:20 | みんなの花図鑑

矢作川には 中流域に川島河川敷公園があり、そこで たくさんのヤナギをまじかで観察できたのですが、 今年、公園が開発?されて すべての木が伐り倒されてしまいました (T_T)
ここに掲げるヤナギの雌株は 川島河川敷公園より北の、矢作橋の南にある一本の背の高いヤナギの雌株です。
写真は、最後の一枚を除いて 3月29日に撮影したものです。




コゴメヤナギとしましたが、 実はあまり自信ありません。 河川敷のヤナギには カワヤナギ、タチヤナギ、マルバヤナギなどが代表的なですが、 このヤナギは カワヤナギとも マルバヤナギともちょっと違う気がしたので、最初タチヤナギかなと考えました。が、タチヤナギは 「幹は株立ちで根元からよく分岐し・・・」とあるので、これではないなと思いました。




あと矢作川の候補として アカメヤナギ,コゴメヤナギ,ジャヤナギが報告されてます。 この3つの中から 一番近いものとして コゴメヤナギを選択しました。




3月29日の時点で、すでに受粉が終わったのか、柱頭は赤茶けています。




上掲画像から 20日後の 4月19日に撮影した同じ個体です。
果実が弾け 綿毛が見えています。 柳絮(りゅうじょ)というほどではないのですが、 綿毛が飛び交う季節が 今年は少々早く 訪れたようです。
矢作川沿いの大学の道路沿いに背の高いポプラがあるのですが、この木も雌株で、まもなく 綿毛の舞う季節になりそうです。


コメントを投稿