アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ムクノキ - 雄花・雌花

2020-04-23 23:30:16 | みんなの花図鑑

樹形は エノキを少しすらっとさせたような感じです。 樹皮は割れた感じはありません。 遠くから見て、私はよく カエデ科の木かと思っちゃいます。




花は雌雄異花で 新葉といっしょに 小枝にびっしり咲きます。 そのほとんどが 雄花です。




ムクノキ(椋の木)は どこかエノキに似ています。葉も 花も。 別名「ムクエノキ」なんて名があるくらいです。
ただし、エノキの葉は鋸歯が葉の先端部にしかないのに対し、ムクノキは基部付近まであります。




雄花も エノキと似ています。ただし、エノキは 雄しべが4つで ドローンみたいな十字形をしていたのに対し、 ムクノキの雄花は 雄しべ5つで 星形をしているところがちがいます。(分かりやすいですね)




雄花は 5つの萼片と雄しべで構成されています。




雌花は 枝の先端に 新葉に隠れるように ひっそりついています。




雌花も やはり エノキに似ています。 エノキも ムクノキもニレ科でした。





雌花が受粉すると エノキの果実より若干大きい果実に成長します。



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