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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

吉野という名のツツジ - デンパーク

2021-03-19 09:22:28 | みんなの花図鑑

安城デンパークの子ども広場のほうに行くと こんなツツジが満開です。




池の周回道路沿いにも植えてあり そこの解説板によると

ロードデンドロン ’吉野’
学名 : Rhododendron 'Yoshino'

とあります。
つまり、ツツジ属(Rhododendron)の属名を 名前にしているのです。




さらに解説はつづきます:

ツツジ科 落葉低木 園芸品種

日本の低地に自生するカラムラサキツツジ
を交配親とした ’吉野’ は、目の覚めるような
桃色の美しい花を咲かせます。非常に丈夫で
ツツジと同じように毎年よく開花する優秀
な品種です。



ならば 「ロードデンドロン ’吉野’」じゃなく 「ツツジ ‘吉野’ 園芸品種」とかにすればいいのに・・・
そう思い 他の記事を検索してみますと、こんな記事がありました↓

吉野ツツジ は、ジャクナゲとツツジの交配種で、驚くほどの花付きの良い品種です。通称ツツジと呼んでいますが、小輪系のシャクナゲに属します。(四季の草花「ヨシノツツジ(吉野躑躅)」)

実際 「シャクナゲ吉野」としてカタログ販売している通販サイトもあるくらいです。
(シャクナゲと言われても、全然違和感ありません)



「ツツジ属(Rhododendron)は大きくヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)とツツジ亜属、無鱗片シャクナゲ亜属、セイシカ亜属、エゾツツジ亜属に分類されるが、便宜上常緑性のものの一部がシャクナゲと呼ばれている。すなわち、日本で「シャクナゲ」と呼ばれるものはホンシャクナゲの仲間(無鱗片シャクナゲ節)に限られ、常緑であってもそれ以外の殆どは「シャクナゲ」とは呼ばない。」(wiki 「ツツジ属」)
「日本ではツツジ属の中に含まれるツツジやサツキ、シャクナゲを分けて呼ぶ慣習があるが、学術的な分類とは異なる。」(wiki 「ツツジ」)



いずれにしても 「吉野」という園芸品種の名前は 「ソメイヨシノの咲くころに満開することをイメージして」名づけられたそうで、これには納得です !(^^)!






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