アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ナガバミズアオイ、ウォーターカンナ - 水辺

2021-06-03 20:26:42 | みんなの花図鑑
ポンテデリア・コルダタ(ナガバミズアオイ)

和名で ナガバミズアオイ(長葉水葵)、流通名 ポンテデリア・コルダタ(学名:Pontederia cordata )は、北米原産で、ミズアオイ科ポンテデリア属の耐寒性水生多年草です。



ちなみに、日本のミズアオイ(水葵)は1年草です。



花弁の1片に黄緑色の点が有り、受粉に役立つ蜂が飛来する目印となります。



ちなみに、ホテイアオイが水面に浮かんでいて、根が水底についていない浮遊性の植物なのに対し、ポンテデリアは、根が水底にあり、茎や葉を水面上に伸ばす抽水植物です。











白い花のポンテデリアもあります。





ウォーターカンナ

クズウコン科タリア属の常緑多年草で、学名は Thalia dealbata(タリア・デアルバータ)。



「水カンナ」とも呼ばれますが、カンナCanna は英語なので 「水」も英語にしたほうがいいと思いました。
葉は 多少 カンナCanna に似ているかもしれませんが・・・




花は摩訶不思議な咲き方をします。
「紫色の花びらに見えるのは仮雄しべが変形したもので、その下に引き金付きの雄しべが隠されています。」()
粉白色の部分は 萼です。




虫が花に入り込むと その刺激で花柱が虫を押さえつけるように突然動いて、 別の花でつけてきた花粉を柱頭につけるそうです。




これは ずっと前 別の場所で撮った ウォーターカンナです。


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