アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

イロハモミジ - 於大公園(東浦町)

2020-04-22 11:48:21 | みんなの花図鑑
於大公園のカエデ、バックは ラクウショウメタセコイアの高木です。


撮影日は4月7日ですから、もう2週間も前のことになります。 あちこちのカエデの雄花と雌花を観察しているのですが、整理が追いつきません。




カエデは雌雄異花です、同じ株に時期を変えて 雄花と雌花が咲きます。
これは 雄花です。




これは 同じ花序に 雄花と雌花が同居しています。 上が 雄花、下が 雌花。
雄花の雄しべの先端は黒っぽくなっていますから、この雄花は花粉を放出し終わったんでしょうね。




この花序はつぼみが多いですが 下に2つ開いている花からすると、雌花の花序と思われます。




2つとも雌花です。雌しべの先の柱頭が萎れかかっていますから、すでに受粉を終わった花です。




大きく写すために、そっと指でつまんでレンズに近づけ撮った雌花です。 この雌しべの先の柱頭はまだ2つに割れて元気ですから 花粉が付くのを待っている時期の花と思われます。子房は 授粉する前から プロペラ型をしています(翼をつけています)。
よくみると 子房のまわりに雄しべが見えてます。 雌花のおしべは 雄花のおしべと比べて葯が小さくて色が薄く、裂開しないまま終わるといわれてます。



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