これは9月下旬、近くの団地の道路法面で撮ったものです。
こうして花だけ大写ししてみると、ヒメジョオン(ムカシヨモギ属)そっくり! なんですが…
生えかたを見れば、明らかに野菊の仲間だと思うのです。
雑然としていますが、全体像です。
ちょっと画像検索してみたんですけど。。。
野菊の仲間なら、舌状花の数がもっと少ないですよねぇ。。。
これはやっぱり ヒメジョオンなんでしょうか?
裏から失礼してみました。
おまけ
ずっと前、「みんなの花図鑑」掲示板の時代に やはり同じような花を見つけて質問してました。
季節は6月です。
いただいた名前は 「ヒメジョオン」でしたが、でもこれ、葉がキクの葉のようにギザギザしてないので、ヒメジョオンではないですよね
検索してみると
ヘラバヒメジョオン
というのがあるようです。
葉がヒメジョオンのようにギザギザがなく、へらのような形をした楕円形になっているのが特徴です。
「ヒメジョオンによく似ているが、根生葉がヒメジョオンはさじ形であり明瞭な長い葉柄を持っているのに比べ、葉身から葉柄への移行が不明瞭でヘラ形である点、茎葉の鋸歯が不明瞭である点などで区別できる。」(植物雑学辞典「ヘラバヒメジョオン」)
上:ヘラバヒメジョオン 下:ヒメジョオン(松江の花図鑑「ヘラバヒメジョオン」より借用)
ノコンギクとかシロヨメナも上のほうは、
鋸歯がないというから、野菊の仲間に似ていると思ったのも 道理なんです。
でも、花だけ大写しするとヒメジョオンにしか見えないんです。
ひとつの花は 普通のヒメジョオンより小さいんですが。。。
3日後に行ったら草刈り機で刈り取られていました。珍しい花だったのにな~~
え~これってヒメジョオンじゃないのですか!?
ほとんど四季を通じて咲き続けるヒメジョオン、別の品種?変種?があるとは知りませんでした。
今の時期は春にくらべて明らかに花のサイズが小さく、載せられているような咲き方をします。
咲いている場所が同じなので、てっきり季節差なのかと思っていました。
しまった!
年中咲いているじいちゃん(義父)庭のヒメジョオン、この間エイヤって抜いたのでした。
葉を見ておけばよかった・・
(根生葉は変わらず鋸歯があります)