前回の 雄性先熟型は 枝先に 雄花ばかりの花序がまず咲き、それが脱落するころ、その側枝に 雌花と雄花両性の花序が付くというものでした。〔♂〕⇒〔♀+♂〕
雌性先熟(成功)型
雌性先熟型は 最初の雄しべばかりの花穂の時代がなく、枝先に いきなり 雌花と雄花両性の花序 〔♀+♂〕 を付けます。
これは 安城デンパークにある沢山の ナンキンハゼのうち、「スノー・マウンテン」という園芸品種を撮ったものです。「スノー・マウンテン」という品種は 次に出てくる「メトロ・キャンドル」種に比べると数が少ないようです。
〔雌花+雄花〕 のうちでは 枝元の 雌花のほうが先行して成熟します。
雌しべの先の柱頭が枯れてきています。
ここまでは 6月28日に撮ったものです。
ここからは (10日後の)7月8日に撮った同じ株の花です。
見られるように、雌花はもう果実になっています。
雄花のほうも、ほとんど花粉を出し切っています。
4つほど 青い果実が見られますが、1つを残して他は皆、用を終えた頭の柱頭が脱落しています。
上と同じ状態です。
雌性先熟(失敗?)型
これは 「メトロ・キャンドル」という斑入りのナンキンハゼです。
上の画像は 雄花の花穂に ハエがたかっているところです。
一見すると、雄性先熟の株のように見えますが・・・
花穂の付け根のところをよ~く見ると、何か黒化したものが付いています。
そうです、黒化したものは 何と 雌花だったのです。
この株は(たぶん メトロ・キャンドル種のすべてが)雄花より雌花が先に活動する 雌性先熟型だったのです。
ところが、「メトロキャンドル」の雌花は、 前の「スノー・マウンテン」のように めしべが受粉することなく枯れてしまっているのです。
前の「スノー・マウンテン」より この「メトロキャンドル」のほうがたくさんあるのに、こちらのほうが いわゆる「しいな」が多いのです。
中には 雄花ばかりに見える花穂もあります。(このあたりがよく分かりません)
雄しべの葯がやや赤いこともあるようです。
こういうのが一般的なようですが、メトロ・キャンドルには 果実は実らないのか、もう少し継続観察が必要なようです。
雌性先熟(成功)型
雌性先熟型は 最初の雄しべばかりの花穂の時代がなく、枝先に いきなり 雌花と雄花両性の花序 〔♀+♂〕 を付けます。
これは 安城デンパークにある沢山の ナンキンハゼのうち、「スノー・マウンテン」という園芸品種を撮ったものです。「スノー・マウンテン」という品種は 次に出てくる「メトロ・キャンドル」種に比べると数が少ないようです。
〔雌花+雄花〕 のうちでは 枝元の 雌花のほうが先行して成熟します。
雌しべの先の柱頭が枯れてきています。
ここまでは 6月28日に撮ったものです。
ここからは (10日後の)7月8日に撮った同じ株の花です。
見られるように、雌花はもう果実になっています。
雄花のほうも、ほとんど花粉を出し切っています。
4つほど 青い果実が見られますが、1つを残して他は皆、用を終えた頭の柱頭が脱落しています。
上と同じ状態です。
雌性先熟(失敗?)型
これは 「メトロ・キャンドル」という斑入りのナンキンハゼです。
上の画像は 雄花の花穂に ハエがたかっているところです。
一見すると、雄性先熟の株のように見えますが・・・
花穂の付け根のところをよ~く見ると、何か黒化したものが付いています。
そうです、黒化したものは 何と 雌花だったのです。
この株は(たぶん メトロ・キャンドル種のすべてが)雄花より雌花が先に活動する 雌性先熟型だったのです。
ところが、「メトロキャンドル」の雌花は、 前の「スノー・マウンテン」のように めしべが受粉することなく枯れてしまっているのです。
前の「スノー・マウンテン」より この「メトロキャンドル」のほうがたくさんあるのに、こちらのほうが いわゆる「しいな」が多いのです。
中には 雄花ばかりに見える花穂もあります。(このあたりがよく分かりません)
雄しべの葯がやや赤いこともあるようです。
こういうのが一般的なようですが、メトロ・キャンドルには 果実は実らないのか、もう少し継続観察が必要なようです。
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