今日は白い花弁の花を集めてみました。
すべて安城デンパークで最近(この2週間のうちに)撮ったものばかりです。
オステオメレス
こちらは安城デンパーク・彩の花木園のオステオメレスです。
(このあと、もうひとつのオステオメレスをアップします)
樹名板があるのですが、それには 「オステオメレス」としか書いてありません。
オステオメレス(Osteomeles)は属名で そのあとの sp. は 「species」の略で、全体で「Osteomeles属の一種」という意味になります。
属名は、ギリシャ語のosteon(=骨)とmelon(=リンゴ)の合成語で、骨質の果実の状態から。(GKZ植物事典より)
次に出て来る もうひとつのオステオメレスに比べて背が高く、花付きが非常に良いです。
オステオメレス・シュウェリナエ
もう一つのオステオメレスは種小名があります。
種小名は schwerinae で(シュウェリナエ)とか(シュウリナエ)と読んでいるようです。
和名は「シセンテンノウメ(四川天の梅)」というらしく、ネット上の記事はこちらのほうが多くあります。
「名前の由来は 小さなウメの花が満天の星みたいであることから来ています。
ウメの花に似た小さな可愛い花が 鳥の羽のような葉をつけて天高く舞い上がるがごとくです。」(living for today...on the earth ! 「満天の星のようなウメ シセンテンノウメ!」)
アメリカテマリシモツケ
アメリカテマリシモツケは、バラ科テマリシモツケ属の落葉低木で、晩春にテマリのような小さな密集した花を咲かせます。
樹名板が見当たらなかったのですが、品種は「サマー・ワイン」かな?
いや、「ディアボロ(Diabolo)」かな??
どちらにしても紅色の葯が可愛いです。
オオミサンザシ
バラ科サンザシ属の落葉低木。
サンザシより実が大きいことから「オオミサンザシ(大実山査子)」。
「原植物のうち,サンザシ(中国名:野山査)は高さ2メートルほどの落葉低木で,オオミサンザシ(中国名:山査)は高さ8メートルほどになる落葉高木です。(中略)サンザシの実が食されるようになった背景には,油を多量に食用する中国の食生活が影響していたのかも知れません。」(ウチダ和漢薬「生薬の玉手箱 No.125」)
ハクチョウゲ
アカネ科のハクチョウゲ(白丁花)の桃花種です。
和名は「その花が丁字型の白い花を付けるところから」(wiki「ハクチョウゲ」)
ハクチョウゲは雌雄異株で、上は雄しべばかりが伸びている花ですので雄株のようです。
参考までに 雌花です ▼
ゴマギ
ゴマギは学名を Viburnum sieboldii といい、ガマズミ属(ビブルヌム)の落葉高木です。(ガマズミは落葉低木)
種小名の「 sieboldii」は江戸時代に長崎出島のオランダ商館に滞在し植物標本を多数海外に掃海したドイツの医師・博物学者シーボルト氏(Philipp Franz Balthasar von Siebold)に由来します。(かぎけん花図鑑より)
ヤブデマリ
ヤブデマリもガマズミ属の落葉低木です。
さっきから 「ガマズミ属」とだけ言って科名を言ってませんが、ガマズミ属はいろいろな科に分類された経緯があるのです。(★)
(★) 最新のAPG体系ではガマズミ科 (Viburnaceae) に分類される。ガマズミ科が2017年に採択される以前の古いAPG体系ではレンプクソウ科 (Adoxaceae) 、クロンキスト体系や新エングラー体系ではスイカズラ科 (Caprifoliaceae) に分類されることもある。(wiki 「ガマズミ」の注)
「水平に伸びた枝に上向きに花序を並べて白い花をつける。花序は1対の葉の間から出た散房花序で、やや黄色を帯びた小さな両性花が集まる花序のまわりに、白色の大きな5枚の花弁の広がった装飾花が縁どる。装飾花は(中略)無性花で花弁だけが広がったものだが、その5枚のうち1枚が極端に小さくユニークな形であり、他の似た種との区別がしやすい。」(wiki「ヤブデマリ」)
ガクウツギ
上のヤブデマリとよく似ている花序だと思いませんか?!
なのに、名前も属もヤブデマリとは関連のないものになっています。
まぁ、葉っぱをみればガマズミ属でないことは明らかで、確かにウツギの葉に似ていますけど(^^)/
ガクウツギはアジサイ科(★)アジサイ属の落葉低木。
(★)最新の植物分類体系であるAPG体系や、それ以前のクロンキスト体系ではアジサイ科(Hydrangeaceae)であるが、古い新エングラー体系ではユキノシタ科(Saxifragaceae)に分類されている。
「アジサイのように萼片が大きくなるが3つの萼片の大きさが異なるのが特徴。」(wiki 「ガクウツギ」)
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すべて安城デンパークで最近(この2週間のうちに)撮ったものばかりです。
オステオメレス
こちらは安城デンパーク・彩の花木園のオステオメレスです。
(このあと、もうひとつのオステオメレスをアップします)
樹名板があるのですが、それには 「オステオメレス」としか書いてありません。
オステオメレス(Osteomeles)は属名で そのあとの sp. は 「species」の略で、全体で「Osteomeles属の一種」という意味になります。
属名は、ギリシャ語のosteon(=骨)とmelon(=リンゴ)の合成語で、骨質の果実の状態から。(GKZ植物事典より)
次に出て来る もうひとつのオステオメレスに比べて背が高く、花付きが非常に良いです。
オステオメレス・シュウェリナエ
もう一つのオステオメレスは種小名があります。
種小名は schwerinae で(シュウェリナエ)とか(シュウリナエ)と読んでいるようです。
和名は「シセンテンノウメ(四川天の梅)」というらしく、ネット上の記事はこちらのほうが多くあります。
「名前の由来は 小さなウメの花が満天の星みたいであることから来ています。
ウメの花に似た小さな可愛い花が 鳥の羽のような葉をつけて天高く舞い上がるがごとくです。」(living for today...on the earth ! 「満天の星のようなウメ シセンテンノウメ!」)
アメリカテマリシモツケ
アメリカテマリシモツケは、バラ科テマリシモツケ属の落葉低木で、晩春にテマリのような小さな密集した花を咲かせます。
樹名板が見当たらなかったのですが、品種は「サマー・ワイン」かな?
いや、「ディアボロ(Diabolo)」かな??
どちらにしても紅色の葯が可愛いです。
オオミサンザシ
バラ科サンザシ属の落葉低木。
サンザシより実が大きいことから「オオミサンザシ(大実山査子)」。
「原植物のうち,サンザシ(中国名:野山査)は高さ2メートルほどの落葉低木で,オオミサンザシ(中国名:山査)は高さ8メートルほどになる落葉高木です。(中略)サンザシの実が食されるようになった背景には,油を多量に食用する中国の食生活が影響していたのかも知れません。」(ウチダ和漢薬「生薬の玉手箱 No.125」)
ハクチョウゲ
アカネ科のハクチョウゲ(白丁花)の桃花種です。
和名は「その花が丁字型の白い花を付けるところから」(wiki「ハクチョウゲ」)
ハクチョウゲは雌雄異株で、上は雄しべばかりが伸びている花ですので雄株のようです。
参考までに 雌花です ▼
ゴマギ
ゴマギは学名を Viburnum sieboldii といい、ガマズミ属(ビブルヌム)の落葉高木です。(ガマズミは落葉低木)
種小名の「 sieboldii」は江戸時代に長崎出島のオランダ商館に滞在し植物標本を多数海外に掃海したドイツの医師・博物学者シーボルト氏(Philipp Franz Balthasar von Siebold)に由来します。(かぎけん花図鑑より)
ヤブデマリ
ヤブデマリもガマズミ属の落葉低木です。
さっきから 「ガマズミ属」とだけ言って科名を言ってませんが、ガマズミ属はいろいろな科に分類された経緯があるのです。(★)
(★) 最新のAPG体系ではガマズミ科 (Viburnaceae) に分類される。ガマズミ科が2017年に採択される以前の古いAPG体系ではレンプクソウ科 (Adoxaceae) 、クロンキスト体系や新エングラー体系ではスイカズラ科 (Caprifoliaceae) に分類されることもある。(wiki 「ガマズミ」の注)
「水平に伸びた枝に上向きに花序を並べて白い花をつける。花序は1対の葉の間から出た散房花序で、やや黄色を帯びた小さな両性花が集まる花序のまわりに、白色の大きな5枚の花弁の広がった装飾花が縁どる。装飾花は(中略)無性花で花弁だけが広がったものだが、その5枚のうち1枚が極端に小さくユニークな形であり、他の似た種との区別がしやすい。」(wiki「ヤブデマリ」)
ガクウツギ
上のヤブデマリとよく似ている花序だと思いませんか?!
なのに、名前も属もヤブデマリとは関連のないものになっています。
まぁ、葉っぱをみればガマズミ属でないことは明らかで、確かにウツギの葉に似ていますけど(^^)/
ガクウツギはアジサイ科(★)アジサイ属の落葉低木。
(★)最新の植物分類体系であるAPG体系や、それ以前のクロンキスト体系ではアジサイ科(Hydrangeaceae)であるが、古い新エングラー体系ではユキノシタ科(Saxifragaceae)に分類されている。
「アジサイのように萼片が大きくなるが3つの萼片の大きさが異なるのが特徴。」(wiki 「ガクウツギ」)
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