独特の粘りが特徴の海藻「アカモク」の今シーズンの収穫が宮津市で始まりました。
「アカモク」は食物繊維やミネラルが豊富で、独特の強い粘りとシャキシャキとした食感が特徴です。
京都府北部にある宮津市の養老漁港では、6年前から本格的な養殖が行われていて、今シーズンは31日から収穫が始まりました。
海中に張られたロープに付着したアカモクは、長さおよそ10メートルに育っていて、漁業者がナイフで刈り取り、次々とかごに入れていました。
ことしは、例年より多いおよそ15トンの水揚げを見込んでいて、主に関西のスーパーに出荷されるということです。
アカモクの養殖に取り組む泉慎也さんは「養老のアカモクはやわらかく、粘り気が強いのが特徴です。刻んでポン酢をかけるなどしておいしく食べてもらえたらうれしいです」と話していました。
アカモクの収穫は3月上旬ごろまで行われます。