タレントの中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられたことをめぐり、明治安田生命や日本生命、トヨタ自動車、NTT東日本が自社のコマーシャルの差し止めや差し替えを相次いで明らかにしました。
フジテレビでコマーシャルの放映を見合わせる動きが企業の間で急速に広がっています。
タレントの中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられたことをめぐり、フジテレビは17日、問題を指摘されてから初めて港浩一社長が記者会見を開き、第三者の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げる方針を明らかにしました。
こうした中、明治安田生命は当面、フジテレビで放映している自社のコマーシャルを差し止めると発表しました。
理由について会社は「フジテレビをめぐる一連の報道内容などを総合的に勘案した」としています。
また日本生命が、19日にスポンサーになっているフジテレビの2つの番組でコマーシャルの放映を公益社団法人のものに差し替えるほか、トヨタ自動車は18日までに、NTT東日本も18日からそれぞれ公益社団法人のものに差し替えたということです。
企業の間でフジテレビでの自社コマーシャルの放映を見合わせる動きが急速に広がっています。
大学入学共通テストに臨む受験生ら=18日午前、東京都文京区の東京大学
大学入試センターは18日、滋賀大彦根キャンパス(滋賀県彦根市)で行われた大学入学共通テスト1日目「地理歴史・公民」の試験中、試験監督者のミスで85人が再試験対象となるトラブルがあったと発表した。
センターによると、受験生に対して解答開始前に受験番号や氏名などの欄を記入するよう指示すべきところ、監督者からの指示がなかったという。
試験終了後に受験生から指摘があり発覚。監督者は聞き取りに「誤って別の項目を読みかけるなどしているうちに、記入についての指示をしたと思い込んだ」との趣旨の説明をしているという。希望する受験生には再試験を実施する。