建勲神社:たけいさおじんじゃ
住所:京都府京都市北区紫野北舟岡町49
TEL:075-451-0170
交通:市バス・建勲神社前・船岡山・大徳寺下車
バスを降りると小高い山、船岡山が見えてきます。
平安京四神相応の玄武に位置する史跡船岡山にあり、秀吉によって信長の廟所と定められた地にある
信長を祀る神社です。
正しくはたけいさおじんじゃと読むが、一般にはけんくんじんじゃと呼ばれ、「建勲(けんくん)さん」と通称されます。
天下を統一した信長の偉勲を称え、明治二年(一八六九)明治天皇により創建された。同八年(一八七五)別格官幣社に列せられ、社地を船岡山東麓に定め、次いで現在の山頂に遷座した。
船岡山は、平安京正中線の北延長上に位置し、平安京の玄武に擬され、造営の基準点にされた所で、本能寺の変(一五八二)の後、豊臣秀吉が正親町天皇の勅許を受け、主君である信長の廟所と定めている。
信長着用の紺糸威胴丸、桶狭間の合戦の際の義元左文字の太刀、太田牛一自筆本の「信長公記」などの重要文化財のほか、信長ゆかりの宝物を多数有する。
十月十九日の船岡祭は、祭神・織田信長が永禄十一年(一五六八)初めて入洛した日を記念したものである。
織田信長の廟所や供養塔は他にも多くあり、京都では本能寺(中京区)、妙心寺玉鳳院(右京区)、建仁寺(東山区)、大雲院(同)、亀岡市の聖隣寺などである。また、旧本能寺の北(病院敷地内)には清玉上人が信長の首を洗ったとされる「信長首洗いの井戸」がある。
正面入り口の鳥居。
この大鳥居は、京都府では最大の木造明神型素木造のもの。
京都には平安神宮を始め伏見見稲荷など大鳥居を見かけますが石材や金属を使ったものが増えてきました。
謂れと案内図。
入ってすぐに狛犬が。
変わった表情です。
拝殿前の階段。
拝殿には祓串(はらいぐし)があり自分でお祓い用とのこと。
使い方の説明があり正しくは・・・「左・右に振ってください。」とあったので
左右に振ってみました。
鋭い表情の狛犬。
かなり大きな岩の上や周りに配置された松が立派です。
社殿前には朱塗りの柵があり手前でお参りしました。