日本初出店の「ラ・サブレジエンヌ」
ジェイアール京都伊勢丹(京都市下京区)の地下食品売り場がリニューアルし、4日に関係者に公開された。和洋菓子やパン、酒に注力し、京都駅の利用者や観光客のさらなる集客を図る。5日午前10時にオープンする。
京都駅ビルから新たに割り当てられた増床部分約2千平方メートルが加わり、地下1階食品売り場が1・8倍に拡大。新店57店を合わせ、計208店となった。
和洋菓子ゾーンには、日本初出店の「ラ・サブレジエンヌ」が登場。ブランドに関わらず、全国の菓子を1カ所にそろえたコーナーも新たに設けた。
パンのゾーンは、既存の1店に加え、新たに6店が出店。常時300種類以上が並ぶほか、週ごとに店が入れ替わるスペースも。和洋酒ゾーンは、700本を貯蔵するワインセラーや全国120蔵の日本酒をそろえた。
「TASHINAMI(嗜み)」と名付けたイートインスペースも新設し、専門スタッフが酒とつまみや菓子と茶の組み合わせ方を提案する。
改装初年度の地下1階売上高は前年比1・5倍が目標で、同社は「物を並べるだけでなく、新たな楽しみ方を伝えることで利用の幅を広げたい」としている。
【2018年12月04日 京都新聞】