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台湾新幹線、1~4月の営業利益約26%減 コロナ後の需要回復に期待

2020年05月22日 | 臺灣新幹線

(台北中央社)台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)が21日、株主総会を開いた。江耀宗董事長(会長)は、昨年は利用者数、営業利益とも過去最高だったが、今年は新型コロナウイルスの影響を受け、4月までの営業利益が落ち込んだと説明。国内旅行にターゲットを絞ってコロナ後の需要回復を目指したいと期待を示した。

高鉄によれば、2019年の年間収益は475億1000万台湾元(約1700億円、前年比4.6%増)。税引前利益は77億8000万元(約278億円、同6.3%増)。一方、今年に入ってからの収益は、昨年同期より増えた1月を除く全ての月で3割以上の落ち込みとなり、4月までの累計は116億3400万元(約416億円、前年同期比26.44%減)だった。

需要回復についてはすでに、乗車券と宿泊などがセットになったパッケージ旅行「高鉄仮期」を決められた期間内に購入すると割引が受けられるキャンペーンが始められているほか、大学生向けの割引クーポンなども予定されている。




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第2回 路~台湾エクスプレス~ NHK 2020年5月23日(土)総合・BS4K よる9時

2020年05月22日 | 臺灣新幹線



第2回

2020年5月23日(土)総合・BS4K よる9時

(再放送:5月28日(木)総合 午前0時15分(水曜深夜))

台湾で8年ぶりの再会を果たした春香(波瑠)とエリック(アーロン)。春香の心はエリックへの断ち切れない思いと婚約者である繁之(大東駿介)への罪悪感との間ではげしく揺れ動く。一方、台湾新幹線プロジェクトは3年目を迎えていたが、技術面での折衝が難航し、スケジュールに遅れが生じ始めていた。安西(井浦新)は運転士や指令員の人材育成が急務と考え、日本での現場リーダー研修を提案するが・・・。

【主演・波瑠さんからのメッセージ】

この作品がもつメッセージがきっとこれからの日本と台湾を強い絆で結んでくれるのだろうと思います。長い期間をかけて、日本と台湾が紆余曲折ありながらも力を合わせて台湾の南北に線路を敷いたことには、それ以上の物語があると思います。

台湾新幹線に関わった皆様の功績、それを映像化するために集まった日本と台湾クルーの積み重ねた毎日が、この先なにが起こるかわからない世界で繋がりになることを願っています。

【原作のことば・・・吉田修一】

私はこれまで台湾と台湾の人たちから多くのことを学んできた。学べば学ぶほど、生きていくということは素敵なことなのだと思うようになった。

今回のドラマ撮影を通して、主演の波瑠さんが「食べることは生きること」だと台湾で学んだとおっしゃり、アーロンさんは二人の恋愛をクレヨンで描かれた絵のようだとおっしゃっていた。

私が本作で書きたかった台湾や登場人物たちの魅力がしっかりとお二人に伝わっていることが嬉しかったし、何よりも日台のスタッフの方々が本当に誠意を持って今作を作って下さったことに感謝している。

力強い人々と、切実な思いと、そして色鮮やかな台湾の風景。
一人でも多くの方に、このドラマを見て頂ければと思います。




路~台湾エクスプレス~主題歌「つながる心」台灣華語,
歌:Chendy。路~台灣Express~



【脚本のことば・・・田渕久美子】

「繋ぐ心」
脚本を書き上げるのに、これほど時間のかかったドラマはかつてありません。大河ドラマを二本も書いた私が悲鳴を上げたほど。原作者の思いを汲みつつ、人間ドラマに仕上げるのはそれだけ難しく、また、スタッフの心意気の詰まった作品でもあります。今回は主題歌の作詞もさせていただきました。タイトルは「つながる心」。日本と台湾に託したものでしたが、昨今のコロナ禍で、多くの国が、グローバリズム、まさに「繋がり」を強く求められる時期と重なったことにも、不思議な偶然を感じています――。

【演出のことば・・・松浦善之助】

9年前の東日本大震災の際に、200億円を超える義捐金を送ってくれた台湾。
「いつかお礼をしたい」その思いがこのドラマの出発点でした。

『路』という、“台湾愛”にあふれた小説に出会い、PTSという台湾の公共放送と出会い、多くの日台出演者・スタッフに恵まれ、やっと思いが結実することが出来ました。

このドラマが、新型コロナウィルスで苦しむ多くの方々にとって、ひと時の気晴らしや元気の素になってくれるのならば、こんなに嬉しいことはありません。



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