パソコンを使って何かを「する」人にとっては、画面の見た目より使い勝手が第一、起動画面がいくら美しく華やかでも、使いにくいのはごめんです。
「する」人は、デスクトップを眺めてため息をついていることはしませんから、単純明快がよろしいようです。
「見る」人向きの Windows8のデフォルトは、「する」ユーザーにとっては、自分用にカスタマイズする余地が大きいとも言えます。
カスタマイズは一種の開拓です。開拓大好き人間は、そこに楽しみを見出せるでしょう。
開拓は「する」前に考えなければなりませんから、Windows8のデフォルトは、「見せる」ために作られているようでいながら「考える人」を作りたいという深い下心がひそんでいる、そんな見方をすれば、存外捨てたものでもないとも言えそうです。
ものごとは考え方次第、まあ不満よりも何とか手なづけてやろうとするほうがよさそうです。