うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

リンク~なんだそれ

2014年01月28日 | 忘れかけていたこと

「リンク」まことに巧くできたこの仕組みが、初めての方には理解されにくいようです。

Webの画面、メール文、ワードの文面、エクセルのセルなど、パソコンのデータには、どこかに http://xx.yyy.zz.jp/ のような形をして色の変わった下線入りの文字列が見つかります。
それをクリックすると別の画面が現れて、指定してあるデータを見ることができるという、ごく簡単なものです。

この「リンク」、はじめの頃は、これはすごいぞ只ものではない、と「リンク」に「超」が付いて、「ハイパーリンク」という名が付けられています。
青い文字で見える部分は「場所」、つまり「ここ」という「位置情報」でしかありません。
線が引いてあっても、線に何かが隠れているのではなく、それがあることがはっきり見えるようにしてあるだけのことです。

クリックすると、その場所にあるデータが目の前に引き出されます。それなので、リンク文字列を消し去ってしまうと、目当ての場所に行けなくなってしまうのではないか、リンクの仕組まれたメール文を削除してしまうと、その先にある文面も消えてしまうのではないかと思うあたりで、初めての方の錯覚が始まるようです。

「ハイパーリンク」はその場での案内役、あまり上等なたとえではありませんが客引きの役目しか受け持っていないのです。
客引きが立っていてもいなくても、行き方、入り方がわかっていれば、その場所に入れます。
青い文字は、そこでお出でお出でをしているだけなのです。

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